2018年度末完成予定の兵庫区役所建て替え工事に伴い、湊川公園内にある楠木正成の銅像が移設! 区役所の新庁舎は地上9階地下1階で、現地と同公園の北側一部に建て替えられる。 銅像が整備敷地内に含まれることから、工事前にいったん銅像を撤去しこの場所に保管された。 市は区役所建て替えに伴い、公園の整備も行い、銅像の公園内移設の希望が寄せられているといい、 本年度内に住民らを交えて話し合い、再設置場所を決める。 【銅像は、「大楠公殉節600年祭」 があった1935(昭和10)年に神戸新聞社が寄贈。 正成が馬にまたがり、駆け出そうとする姿は躍動感にあふれる。 当初は公園南側に設置され、後に現在の場所に移された。】 【楠木 正成】 鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての武将。 建武の新政の立役者として足利尊氏らと共に活躍。 尊氏の反抗後は南朝側の軍の一翼を担い、 湊川の戦いで尊氏の軍に破れて自害した。(大楠公を祀っているのが湊川神社) 鎌倉幕府からは悪党と呼ばれたが、明治以降は 「大楠公(だいなんこう)」 と称され、 明治13年(1880年)には正一位を追贈された。