宝暦元年(1751年)に創業した、灘の蔵元でも古い歴史のある蔵です。 灘五郷のひとつ御影郷にある灘の地酒蔵です。 『株式会社 安福又四郎商店』 神戸市東灘区御影塚町1-5-10 阪神淡路大震災で木造蔵4棟はすべて倒壊、酒蔵存続の危機を乗り越え再建しました。 唯一残った鉄筋蔵、1974年に竣工した “大黒蔵” を使い震災を機に機械を使った大量生産方式から、 手造りでの小規模生産に路線を転換するも、建物の老朽化にともない製造路線を変更。 清酒最大手の白鶴酒造と業務提携、醸造蔵の設備を借り受け、昨年の10月から酒造りを始める。 髙木杜氏からバトンタッチした井上杜氏ら蔵人・社員が白鶴蔵に出向き、伝統の味を守っています。 その結果なのか、今年の出来は近年にない最高の出来と評判です。 大黒正宗は、しっかりした味わいに根強いファンも多く、角打ち学会も応援しています。 ★大黒正宗の跡地は売却されて、現在は「丸亀製麺」の店舗が建設中です。