大分三井の系譜
10月
1日
『大分三井』 は、「強力」 と 「愛国」 の “子” です。
昭和40年代に姿を消した大分の固有米 「大分三井(みい)120号」
大分県宇佐市にある小松酒造場の小松潤平杜氏が、わずかな籾種から栽培して今年で3年目です。
コツコツと作付面積を増やしてきた 「大分三井」 ですが、
今季は豊後大野市の 「浜嶋酒造」 さんへ種籾の一部を託し、栽培して頂いてるとか。
今年の新酒は小松酒造場と浜島酒造との 「大分三井」 の飲み比べが実現できそうです。
その 「大分三井」 の“子” にあたるのが 「松山三井」 です。
元々は食用米として開発された 「松山三井」 ですが、
優れた酒造適性から現在は酒米として人気の品種です。
最近では 「松山三井」 をさらに改良した 「しずく姫」 が開発され、
さらなる酒質向上に取り組んでいます。
=小松杜氏ブログ参照=