重くて俯いてしまっても・・・これからの未来の楽しみがぎゅっと詰まっている百合の蕾とトマトの青ちゃんたちです。 百合の蕾は、葉に頭をもたげて、まだ半分眠っているご様子・・・我が家の中庭でのんびりしています。 トマトの青ちゃんたちは、たわわな実りを道行くわたしに披露してくれています。 このトマトの青ちゃんは、買い物途中にあるお家のフェンスから覗いているのです。 百合の開花とトマトが赤くなるのは・・・どちらが先でしょうか? <詞華〜しか> 美しくすぐれた詩や文章のこと。 言葉は、もともと事柄の切れ端ということから「言の端」 どんな文章を書く場合でも、言の葉を集めて、花束を作るようなものかもしれません。
梅雨の晴れ間の煌めく光を集めて・・・木槿(むくげ)の花が咲き誇っています。 夏の花たちは、強い陽射しに負けることなく、堂々とした風格を持っています。 花言葉は、信念だとか・・・輝く信念をお持ちのようです。 スライドショーを閲覧するにはジャバスクリプトが必要です。 <明日> 明日は、もともと朝という意味でした。 明日という漢字が意味するのは、太陽が明るく照っている時間ということだそうです。 やがて迎える日を、明るい日と書くなんて、こんな幸せはありません。
あら!!こんなところに栗が落ちてる!! 久しぶりに通った道にイガイガ栗の実がたくさん落っこちていました。 こんなところに栗の樹があったのですね。 栗の花咲く頃にここを通らなかったのは、とても残念です(笑) 食べられる頃にここで栗の実を拾いたいと思いました(←知らないお家の栗なので無理) マロングラッセにしたい・・・♪ <咲初小藤〜さきそめこふじ> 染めと織りの街・新潟十日町の繊維工業組合が 美しい名をつけて十二ヶ月の色を選んだものが、 誕生色です。 ↑の誕生色をクリックするとあなたの誕生色が分かります。 七月の誕生色は、紫露草の淡い紫です。 花の命は、一日。 散るのではなく、まるで溶けるようにしぼんでしまいます。 そして、その養分は、次の花を咲かせるために使われるのだそうです。 いつも明日の蕾を持っている・・・強い生命力を持ったたくましい花です。
いつもと反対側に買い物に出かけました。久しぶりに通った道では、田圃が 緑色の絨毯 で埋まっています。 5月のはじめに田植えをしたので、稲がすくすくと育っています。 あっ!!発見しました。 珊瑚色の悪魔 が根元に忍び寄ってきています。 この 珊瑚色の悪魔 は、大田螺の卵です。 以前、食用大田螺を輸入したら、不味くて食用にならずに今では、稲を食べる外敵になっていると聞きました。 それにしても・・・不思議な 珊瑚色 です。 何を主張しているのでしょうか?
小さな蓮のような葉に雨の雫を湛えたナスタチウム(金蓮花)。 ころんとした澄んだ雫が、梅雨空を払拭して爽やかです。 ナスタチウムって、どのような花?と思って調べてみました。 なんと、食用にもなるそうです。 ◇葉と花は生で食すとピリッと辛く、ほどよい酸味があります。 フランスでは‘ペルークレソン’と呼ばれるほどピリッとした辛みのある若葉はクレソンの代わりに使用されることも。 葉と花は、サワークリームと相性がよく、サラダやサンドウィッチになどに入れてフレッシュなうちに生食します。 種子は、同じく辛さがあるので胡椒挽きやすり鉢ですって、香辛料として使います。未熟な果実をおろしがねですると、鼻につんとくるワサビの代用となり、和食の薬味として、おいしくいただけます。 また、酢漬けにするとケイパーの代用となります。 ◆葉は、ビタミンC、鉄分を多く含み、抗菌作用があります。 風邪 ・貧血 ・肌荒れ ・血液の洗浄に効果があり、熱湯に葉の搾り汁を混ぜるか細かく刻んで煎じて飲みます。 葉をサラダに加えて生食します。 庭の花とばかり思っていたナスタチウムは、グルメなお花でした♪
夏の花が咲いています。 この藤のような花は・・・? そうそう・・・ 萩 です。 紫色の高貴な花を天へ向けて「わたくしの季節でございます」と誇っているようです。 曇り空が「ごめんなさい」と平謝りしている気がします。 萩は、夏きものの文様に数多く用いられています。 ああ!夏きものが着たい・・・。 夕方から少しずつ晴れ間が見えてきました。 先日の登場!の紫式部さんは、 薄紫色 の花を咲かせ始めています。 紫の御方・・・どちらも日本の夏!を感じさせてくれる花ですね。
「峠」という漢字は、日本で考え出されたそうです。 山の上りと下りの堺目だということがよく分かります。 峠といえば、恐ろしいお話がつきものですね。ひっそりとした峠に佇むと、魔界への入口が開いているような気分に陥ります。 それでは、ここで景望のむかしばなしをいたしましょう。 むかし、むかし。 ある峠の茶屋は、半夏生で覆われていました。 旅人は、この峠の茶屋を半夏生茶屋と呼んでいました。 半夏生茶屋の横には、道祖神が祭られています。 旅人は、道祖神に手を合わせてから、半夏生茶屋に立ち寄ります。 どんなに暑い日でも、この峠の半夏生茶屋の椅子に腰かけると、すっーと何処からともなく涼しい風が吹いて、ほっと一息できるのでした。 この半夏生茶屋の名物は【葛蓬】です。 半透明な葛饅頭の中に緑色の蓬餡が涼やかに包まれています。 蓬は、鬼が嫌う薬草でもあります。 半夏生茶屋の看板娘の名は、お千夏ちゃん。 元気な笑顔で旅人たちを迎え、送りだします。 過去の重荷を背負った人々が、峠に辿りついて、そこで旅の安全を願って道祖神に手を合わせ、半夏生茶屋で休憩し、また、先の見えない未来へと歩み出すのです。 今日も峠の半夏生茶屋は、満員御礼です。 とっぺんはらりのすっすっすっ。 <峠> 夏至から十一日目にあたる日から、五日間を「半夏生」といいます。 農作業がひと段落して、休憩を取った時期、また、毒草や大雨を用心した時期でもあります。 今日はちょうど一年の折り返し点です。 あらためて、一年の旅路の幸せと無事を祈りましょう。
七月に入りました。 七という数字は、とても幸運な気がします。 <愛逢月〜めであいづき>、七夕月、七夜月・・・七夕にちなんだ七月の異称です。 文月は、短冊に歌や字を書いた七夕の行事からだとか・・・。 他に、蘭月、女郎花月、穂見月、秋初月(旧暦ではもう秋のはじまり) 一日強い雨が降る七月の始まりの愛で逢いは・・・ 紫陽花の雫たち。 緑色の葉を封じ籠めて、七夕への想いを膨らませています。 どうぞ、七夕さまの日だけは、晴れますように〜♪ 今からお祈りいたします。