さらさらな朝です。 処暑を過ぎて、秋の風を感じる朝が始まりました。 秋ような青空が広がって、白い百日紅が朝の陽射しに輝いています。 百日紅の花びらは、雪の結晶のよう・・・。 木漏れ日を映した小さな里芋の葉には、涼しい夜の置き土産・・・ひと雫の露が残されています。 白いサルビアの蕾では、今日も元気に蟻さんが働いています。 さて、今日はどんな楽しいことに出逢いましょうか!!
気が付くと、いつの間にか中庭に秋が訪れていました。 白い玉すだれが咲いていました。 純白の花びらは、いつ見ても清々しいです。 生垣の近くでは、紫色を暈した白丁花(はくちょうげ)が一輪返り咲いています。 百日紅の葉には、羽化した蝉の抜け殻が仲良く残っていました。 食用のナスタチウムもまた蕾を付けました。 小さな中庭の小さなものがたりが今日も展開されていました。 本日は、「処暑(しょしょ)」・・・夏も峠ですね。 <白羽の矢> むかしむかし、いけにえをもとめる神様がいたそうな。その神様は気に入った娘のいる家の屋根に、こっそり、白羽の矢を立てて、娘を差し出せといったのだそうな・・・。 今では「白羽の矢が立つ」といえば、大勢の中から重要な任務を任せられるなど、どちらかといえばありがたい時に使われるようになりました。
おひさまよりも先に起きて、朝ごはんを作りました。 今日から本格的に後期夏季講習が始まりました。 お陰さまで、おはようのおひさまを見ることができました。 朝の空は、刻々と移ろいます。 洗濯物を干していると、珍しくのんびり菊の葉に止まっているシジミチョウに出合いました。 羽をスリスリしながら考え事をしていたようで、カメラを取りに行って戻る時間もじっとしてくれていました。 写真を撮る間も暫くの間、わたしに付き合ってくれました。 さぁ、今日は、久しぶりに街の空気を吸ってきます。
ご近所の薄紅色の百日紅は、我が家の白い百日紅よりも可愛い感じで咲き誇っています。 ずいぶん前に亡くなったご近所のおばあちゃんの庭に咲いているのですが、家はそのままになっています。 ときどき隣りに住む娘さんが風を入れています。 この庭を抜けると近道だったので、子どもが幼稚園時代よく通っていました。お花の好きな方で、縁側で子どもに話しかけてくれたようです。 街路樹には、秋の実りが見られました。 そして、ご近所さんからは、お庭に実ったカボスのお裾分けが届きました。 早速今夜の焼き魚に使いました。 <遠花火> 遠くから見る音のない花火のこと。 今のような観賞用の花火が発達したのは、江戸時代。日本で初めて花火を見たのは徳川家康だといわれています。それは、手筒花火だったということです。 どちらかというと、音のない花火よりも、音だけ聞こえて、姿がない花火のほうが現代には多いように思います。
友人の ganjiro さんに二女ちゃんが誕生しました。 可愛くて仕方がないようです♪♪♪ 我が家には、昨年緑のベール大作戦(昨夏は、あまりの暑さにほとんど育ちませんでした)に失敗した朝顔が自然に芽を出して咲いた一蔓に朝顔の種が誕生しました。 お盆が過ぎて、朝顔も咲いては種を残す季節となりました。
雁字搦めの夏休み。 せめて、空を見上げて・・・こころを解放しましょう♪ 今年の夏は、精神修行の夏です。 <振舞水> 暑さの中、道行く見知らぬ人を思いやって、通行人に大切な水を振舞うこと。 本日は、珍しく32℃まで上がり、暑い一日になりました。
お隣の畑で盗み撮り・・・。 慌てていたので(別に悪いことをしているわけではないのに)、メジャーの0が葉の先端に合っていませんでした。 メジャーの数字も分かり難いですが、この里芋の葉の大きさを表現したかったのです。 50cm以上はあります。 我が家のは40cm位なので、大きな葉っぱでしょう。 毎日眺めては「大きな葉っぱ!!」と感嘆する平和な夏の日々です。
午後には、遂にツクツクボウシが鳴き始めました。 中庭には、藪蘭も咲き始め、オリヅルランが大きく飛翔しています。 玄関横では、椿の実が大きくなっています。 まるで、防犯カメラのようです(笑) 久しぶりに朝から青空が広がり、一日中晴れた日となりました。 そう言えば、昨夜は星空でした。少しの間夜空を見上げていましたが、星々は、瞬くばかりで動こうとはしませんでした。 <腕白> 語源は、関白が変化したという説や枉惑〜おうわく・・・道理に合わない、無茶苦茶なが変化した、子どもを表すわっぱが変化したという説があります。 今日は秀吉の命日です。
暑い夏・・・以前は、路地に出て、団扇を持って世間話をしながら、夕涼みをするのが日本の夏の光景でした。 わたしが子どもの頃は、ご近所でもよく見かけていました。 その頃の夕食は17時頃・・・夕食を済ませて、夏の長い夜のはじまりの夕涼みでした。 空の色は、これくらいだったように思います。 今ではまだ小さな子どもたちが友人と遊んでいる頃です。 暑い一日を振り返って、しばし夕涼みの気分を味わってくださいませ。 <夕化粧> 白粉花のことです。 黒くて丸い種を割ると白粉そっくりの真っ白な粉が出てきます。