最初の三日間は、ちびちび読んで・・・本日一気に読了しました。 『蒼穹の昴』『珍妃の井戸』『中原の虹』から続く壮大な物語 『マチュリアン・リポート』浅田次郎著・講談社 内容説明 爆殺――その朝、英雄の夢が潰えた。 剛胆にして繊細。優しくて非情。 流民の子から馬族の長にのしあがり、 ついには中国全土をも手に入れかけた稀代の英雄・張作霖の、壮絶なる最期。 昭和3年6月4日未明。張作霖を乗せた列車が日本の関東軍によって爆破された。 一国の事実上の元首を独断で暗殺する暴挙に、昭和天皇は激怒し、 誰よりも強く「真実」を知りたいと願った――。 「事件の真相を報告せよ」。昭和天皇の密使が綴る満洲報告書。 そこに何が書かれ、何が書かれなかったか。 いま解き明かされる「昭和史の闇」。 息を呑む展開、衝撃の「真相」、限りなく深い感動、――傑作長篇小説の誕生! ----------------------------------------------------------- 息を呑む展開、衝撃の「真相」、限りなく深い感動・・・とまでは行きません。 歴史的背景は頭が痛くなりますが、物語としてはとても楽しめました。 25年の眠りから覚めた『龍鳳号=ドラゴン・フェニックス号』(爆破された列車)と 棟梁(技術者)の語りは、とても興味深く楽しめました。 そして、最後に登場した春児と占い婆。 龍玉の行方は次への繋がりに・・・まだ続きそうです。
投稿日 2010-09-25 20:05
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2010-09-25 22:54
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投稿日 2010-09-26 19:05
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