題名と表紙に釘付け・・・『赤朽葉家の伝説』
6月
1日
折角ここまで来たのだから、6月15日の読書マラソン講演に来てくれる角田光代さんの本を借りて帰りましょうと探しました。
その時に見つけました。
『赤朽葉家の伝説』・桜庭一樹著 桜庭一樹という名前は、以前から気になっていました。
『桜物語』を書いている時にさくらば(桜葉)と入力すると「桜庭」と出て来ていましたので・・・。
桜を冠する名前は、どうしても気になってしまいます。
本の名前『赤朽葉家の伝説』に惹かれ、手に取ると、表紙の赤紅葉色に釘付けになりました。
第一部 最後の神話の時代(一九五三〜一九七五年)赤朽葉万葉
第二部 巨と虚の時代(一九七九〜一九九八年)赤朽葉毛毬
第三部 殺人者(二〇〇〇〜未来)赤朽葉瞳子
神話の時代でありながら、昭和からスタートする島根県の製鉄業のおはなしです。
島根でありながら、八幡製鉄所をイメージしていました(←生家からは遠く、親しみがあるわけではないのですが・・・)
昭和の匂いが漂う作品です。
最近、本が進まないわたしなのに、一頁が二段書きの分厚い本を一気に読みました。
★四つです。
出版社 / 内容紹介
「山の民」に置き去られた赤ん坊。この子は村の若夫婦に引き取られ、のちには製鉄業で財を成した旧家赤朽葉家に望まれて輿入れし、赤朽葉家の「千里眼奥様」と呼ばれることになる。これが、わたしの祖母である赤朽葉万葉だ。――千里眼の祖母、漫画家の母、そしてニートのわたし。高度経済成長、バブル崩壊を経て平成の世に至る現代史を背景に、鳥取の旧家に生きる3代の女たち、そして彼女たちを取り巻く不思議な一族の血脈を比類ない筆致で鮮やかに描き上げた渾身の雄編。
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投稿日 2009-06-01 12:19
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投稿日 2009-06-01 23:39
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投稿日 2009-06-01 13:27
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投稿日 2009-06-01 23:41
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投稿日 2009-06-01 14:02
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投稿日 2009-06-01 23:44
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