『ルリユールおじさん』いせひでこ作 理論社 瑠璃色の表紙カバーの絵の下には、魔法使いのこぶのある手の絵が描かれています。 冬の寒い日に素敵な絵本に出合いました。 手作り本を作りたくて、ネット検索しているときに見つけた絵本です。 少し気になっていたら、数日後にテレビでこの絵本を読んでいました。 出合うべくして出合った絵本・・・運命的なものを感じました。 ・・・・・・「ルリユール」ということばには「もう一度つなげる」という意味もあるんだよ。 ルリユールおじさんはいいました。 古くなってバラバラになった少女の大切な図鑑がルリユールおじさんの魔法の手によって、生き返ります。 少女の夢とルリユールおじさんの夢が融合して、未来につながっていきます。 ・・・・・・名を残さなくてもいい。「ぼうず、いい手をもて」 父の後を継いだルリユールおじさんの職人としての信条。 この本を開くと・・・なんて、静かな満ち足りた時間が流れているのでしょう。 優しい気持ちが溢れています。 <伊呂波歌>
投稿日 2009-01-12 15:14
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2009-01-13 02:57
ワオ!と言っているユーザー