その横糸は煩悩であり、人間の様々な想いが集まるところ。 奢れる者は久しからず、泡沫のごとく移ろっていくものである。 して、その縦糸はスートラ。 我々にどのようなことが起ころうとも、常に日は昇り、星は瞬く。 不変なるもの、縦糸のスートラ。 古代サンスクリット語のその言葉は、現在「お経」と呼ばれるお釈迦様の説法話なのである。 スートラに織り込まれているのは、マントラ。 それは「祈り」を意味する言葉なのである。 playerからprayerへ。 踊り人から祈り人へ・・・・・。