時の過ぎ行くままに
9月
10日
一番最後の舞台・・・あれからやはりその衣装を着ることはない。
私にとって、かけがえのない子供を失ったような感覚は消えることがまだ無いのだ。自分が思おうと思わざると、「その時」が来て、否応なしに人生の場面が変わる。今までの私を思えば、今の結果は最善の道。でも懐かしい気持ちはあり、残念に思うのは思い出を共有できる人がいない、ということだ。でもそれが私にとっての報いなのかもしれないな。
その覚悟だけはしっかりと持たなくちゃ。本当に良い時を過ごせたのだと、そっと自分の中にしまって置けばいいのだ。これからはまた新しい思い出を作るんだ。