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木蓮のひとり言

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感動する祭りとは

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作家倉本聰氏が審査委員長を務める札幌YOSAKOIソーランのフォーラムでの言葉。

「創」を意識する

「創作」という語はどちらの漢字も「つくる」と読むが、「作」はお金と知識でつくること、また「創」はお金がなくてもゼロからつくることを指す。
長年何かを続けると、始めは「創」だが、だんだん「作」へと変わってくる。
このとき、「創」へと意識を向かわせることがとても重要である。


祭りは人が感動を共有するために生まれた

現代は「個人」が重視される時代であるが、人間は唯一、他人と感動を共有できる生き物だと思われる。
そのために劇場ができ、映画館ができ、そして「祭り」が生まれた気がする。
祭りに人々が集まるのは、皆、感動の共有を求めているからではないだろうか。


人の心を打つには心が技術を越えることが大切

作品を創る上で、技術と心は両方必要である。練習をすれば技術は向上するが、逆に心が込められなくなる。
技術を上げ、それ以上に心をきれいにして充実させなければいけない。
心を磨くことは至極難しいが、常に心が技術を越えていれば人の心を打つことができる。


一つのものを更に深めレベルをあげること

新しいものを創ることも重要だが、一つのものをさらに深めることはもっと重要である。
一つの踊りの形態を変えていくことではなく、それを突き詰めていくこと、それがレベルアップしてきたYOSAKOIソーランチームの皆様が今やらなければいけないことだと思う。
昨年の踊りをより濃く深くしていくことが、今後のYOSAKOIソーラン祭りのグレードを上げるベストの道であると考えられる。


・・・含蓄があり、考えさせられる言葉である。

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おかき
おかきさんからコメント
投稿日 2006-05-06 00:06

おひさしぶりです!木蓮さん ^^

じっくりと読ませて頂きました!

>人の心を打つには心が技術を越えることが大切<

これは、我々技術職にも通じるものがあります。
何をするにも、力強く心が込められていなければ、
何も伝わらないってことですね。

ワオ!と言っているユーザー

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木蓮
木蓮さんからコメント
投稿日 2006-05-06 19:08

おかきさん、お久しぶりです!

私たち踊り手にとっては、観てくれる方々がいる限り、自己満足ではいけないと戒めています。

でもそれは、どんなことにも当てはまるんでしょうね。

常に心が上回るよう努力を続けたいです。

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