来年度の構想をいろいろと考えた末、【八咫烏】の伝説を取り上げることにした。
熊野の山中を迷った神武天皇を導いた八咫烏。
その希望の光八咫烏の伝説に、たまたま今年の正月に見つけた大江景繁小傳の一節が重なり、この二つを結び付けてみようと思った次第。
南北朝の時代に謡われたこの琵琶歌。
「ぬば玉の 暗き闇路に 迷うなり
我に かさなん 三つのともし火」
窮地を救うともし火三つ。
八咫烏の足も三本で、そこにもシンクロニシティを見出したのだった。
・・・神明の加護あらたかに 送る光の道しるべ・・・
迷う心を救うのは、道しるべとなる希望の光。
きっとその光はそれぞれの内にあり、心の闇にまぎれてしまうから見つけられないのかもしれない。
闇から光を探し、道しるべとする。
そんなテーマにしたいと思う。
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