岩魚太郞の『桜歳時記・和歌』
3月
30日
『 清水へ 祇園をよぎる 桜月夜 今宵逢ふ人 みなうつくしき 』
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与謝野晶子
清水へ行こうと祗園をよぎって行く桜の咲いている月夜、今夜は会う人あう人がみんな美しく見えます。
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『朝さくら 春の終わりの 切なさを 愛が消えゆく 時の残影』
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岩魚太郞
桜の花が乱舞する頃、思い起こすのは青春の淡い恋、切なくて・優しさくて・悲しい心の残影でした。かの人の残影は、砂時計の砂が落ちたままの容姿でした。
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