〜春風(はるかぜ)や闘志いだきて丘に立つ〜■虚子と河東碧梧桐との俳句観の対立があったとか。
3月
5日

闘志抱きては、内なる強い意志と決意を表現しています。
これは、虚子の俳壇復帰への覚悟を示すとともに、
当時の俳壇の状況に対する挑戦の意志も含んでいます。

解説を転記します。
この句が詠まれた背景には、虚子と河東碧梧桐との俳句観の対立がありました。
虚子は伝統的な俳句の形式を重視し、「客観写生」や「花鳥諷詠」を提唱しました。
一方、碧梧桐らは新しい俳句の形を模索していました。
虚子のこの句は、単に個人的な決意表明にとどまらず、
俳壇全体に対する姿勢を示したものとも言えます。
伝統を守りつつ新たな挑戦に立ち向かう虚子の姿勢が、
簡潔かつ力強く表現されています。
この句は、新しい出発や挑戦に直面した際に、
多くの人々に勇気と決意を与える作品として
今日まで広く親しまれています。
ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ