走行距離税
走行距離税は「税金の二重取りである」という批判も多いです。
そもそも1Lのガソリン代のうち、約54円はガソリン税です。
そのガソリン代に10%の消費税を上乗せした金額を私たちは払っています。走行距離が長いほど、ガソリン税や消費税の総額は上がります。
走行距離税が導入された場合、これらに加えて支払う税額が増えるのです。
また、鈴木財務相は走行距離税の検討について「(電気自動車は)ガソリン車よりも重量があり、道路の損壊に与える影響がむしろ大きい」と言及。
しかし、車重を基準にした税金には既に自動車重量税があり、走行距離税の導入は税金の二重取りであるという指摘もあります。