自動車はもちろん、今やバイク(特に125ccを超える中型・大型モデル)も水(クーラントと呼ばれる不凍液)でエンジンを冷やす水冷が主流。
走行風でエンジンを冷やす昔ながらの「空冷」
空冷エンジンは走行風でエンジンを冷やす、昔ながらのシンプルなシステム。空冷エンジンの表面(主にシリンダーヘッドやシリンダー部分)には、「フィン」と呼ばれる突起を設置。
このフィンによってエンジンの表面積を稼ぐ=風の当たる面積を増やすことで、放熱効果を高めているのが特徴。
また、ラジエター等の装備が必要な水冷式よりも部品点数も少ないため、シンプルかつ軽量に仕上がるのがポイントだ。