「猫ちぐら」長野県の里山の人に作ってもらいました。1年以上待って、忘れたころに到着。
4月
26日
長野県最北東、新潟県との県境にある栄村は、日本有数の豪雪地帯。その美しい景観から、「にほんのさと100選」に選ばれています。
近隣にはスキー場があり、冬はスキー、それ以外の季節は美しい自然を満喫すべく観光客が多く訪れる地域で、豊富なお宿や美味しいお食事処も魅力的です。
そんな穏やかな自然と共に生活する栄村は稲作が盛んで、「わら細工」が江戸時代より農家の冬仕事でした。
そこで誕生したのが「つぐら」。つぐらとは、わらで作った容器のことです。赤ちゃん用の「ぼぼつぐら」、茶碗用の「茶碗つぐら」、野菜用の「大根つぐら」などが主流でした。
現代では、つぐらは長野県伝統工芸品に指定されています。今でも栄村では、おひつを入れる「飯つぐら」と猫が入る「ねこつぐら」を、伝統を受け継ぐ作り手さん達が作成しています。
その仕事の美しさは、一流職人の手造りならでは。ファンの多い逸品です。
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