鉄筋コンクリート基礎が法律で規定され始めたのは平成2年(1990年)のことでしたが、当初は基準が曖昧で、詳細は設計者の判断に委ねられていました。 そして平成7年(1995年)の阪神・淡路大震災後の平成12年(2000年)に、ようやく基礎の寸法などが建築基準法で明示されるようになりました。 今からわずか20数年前のことです。 したがって平成2年よりも前に建てられた住宅では鉄筋を入れるかどうかは任意だったので、無筋コンクリート基礎の家が今でも数多く残っているのです。 (参考)アフリスペック住宅診断サイト 中古を買う時は、要注意ですね。