捨てられる寸前のジャンクが、アートとしてよみがえってきた
7月
10日

レトロを通り越したゴミ寸前のものです。
ボンビー父さんのところに来た人が、古い時計とかこんなものが多肉植物に似合うとか言っていました。しかしこれは激しくゴミです。それでもいい!という方に差し上げます。と書いたら、下の写真のようになって戻ってきた。
ええっ! あの「激しくゴミ寸前」のやかんが、こんなになったのですか。ボロボロ鉄鍋もフルーツを入れたら見違えるようにオシャレになったとか。

どうしようもないゴミ「ランプ」10個ぐらいです。ゴミなら出すな!と叱られそうですが、それでもいいという方に差し上げます。
見てキャンセルしても結構です。悪い評価はつけません。子どもだましのようなものもあります。
取りに来た人がこれは置いておきますといった右のカンテラのようなものが変身していますね。

壊れた時計も持っていってもらいましたが、カンテラと多肉植物の組み合わせで、すごいアートになりました。

屋根の赤い部分を、ジャンク風に塗りなおしたのですね。たったそれだけで、イメージがガラリと変わります。


数時間で、こんな風になりました。古いだけだ取り柄の私のジャンク品がアートになって戻ってきました。
役目を終えると廃棄され、見捨てられる多くの制作物。
しかし、センスのある人の手が加わると「アート」という、ゴミの対極的なものに変身する。
これを見ていると降り積もった「時間」を想像する。人間の歴史も、家族の出来事も記憶しているに違いない。
時間は取り戻せない。
モノは朽ちてゆき、滅びてゆくが、あなたの手によってアートとしてよみがえる。