みずほ証券リストラ
10月
5日
みずほ証券は3日、株式市場の低迷による業績不振を受け、約700人の人員削減を柱とするリストラ策を発表した。
300人程度の希望退職の募集を近く始め、定年退職などによる自然減と合わせ、今年度末までに、年度当初の全従業員数の約10%を削減する。
また、今年7~9月に実施した役員報酬のカットを、来年3月末まで6か月間延長する。削減率も5%上乗せし、会長、社長は月額報酬の25%、他の役員は20~10%カットする。
オフィスの縮小で支払賃料も減らし、2012年1~3月期の経費を前年同期比で約15%減らす計画だ。
(2011年10月4日10時50分 読売新聞)
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希望退職300人を募集/経費削減で、みずほ証券
みずほ証券は3日、従業員の約4%にあたる300人程度の希望退職者の募集を10月中に始めると発表した。事業環境が悪化する中で、人件費を削減し、収益構造を改善するのが狙い。
希望退職のほか、定年退職による自然減などを含めて、2012年3月までに全従業員(約7,000人)の約1割に当たる約700人の従業員を減らすことを予定している。
他にも、東京・大手町のオフィスビルの入居フロアを減らすなどして経費を削減、12年1~3月期の経費を前年同期比で約15%減らすことを目標にしている。
みずほ証券は11年4~6月期連結決算で85億円の純損失を出し、3四半期連続で赤字を計上していた。12年秋にもみずほインベスターズ証券との合併を目指しており、合併を前にした経費削減が経営課題だった。
(共同通信)
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希望退職を求める中には、グループ銀行からの出向者は除かれるとのこと。合併しても赤字が薄まるだけの話ではないかと。因みに、本プロジェクトは、「業務基盤再構築プログラム」と命名されております。
尚、みずほコーポレートBKは、下記のように140億ドルの枠が与えられております。来年9月までにM&A実績を出さないといけないでしょうし、その期限を迎えてからのみずほ証券を吸収合併。経費削減は、勿論大切ですが、赤字になった主な原因については、株式市場の低迷とのことですから、それに対してはM&Aや関連するアドバイザリー業務の強化ですか。1兆円の枠ももらって。う~ん・・・
[東京 5日 ロイター]
国際協力銀行(JBIC)は5日、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほコーポレート銀行との間でM&Aクレジットライン設定のための協定をそれぞれ締結した。クレジットラインの設定枠は三菱東京UFJ銀行が150億ドル程度、三井住友銀行とみずほコーポレート銀行が140億ドル程度で、総額430億ドルが上限となる。
このクレジットラインは、財務省が8月に発表した円高対応緊急パッケージで創設することとなった1000億ドル規模の「円高対応緊急ファシリティ」の一環として実施されるもので、2012年9月末までの時限措置。現在の急激な円高進行に対応し、日本企業による海外企業の買収・合併(M&A)を促進することを目的としている。
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