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さて時代は、販売するからシェアする時代に突入しています。UBERやAirbnbに見られるタクシーやホテル業界における変化が好例でしょう。それを追いかけるように登場したのが、BMWのReachNowBMWがシアトルで始めたこのサービス、先日体験してきました。ガソリン代込みで1時間$0.41、駐車時は$0.31です。 有料路上駐車スポット含めて、乗り捨て可能です。家はどうでしょうか? 日本では、生涯ローンを組んで持ち家を持つことが一つの夢のようになっています。しかし、家(製品)という機能も多種多様に激しく変化しています。それは、立地条件や間取りという家(ハード仕様)訴求から生活スタイルやコミュニテ...
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クラウドコンピューティングは、ソフトウエアであり、実サービスの提供には、人との間を仲介するハードウエアが必要になります。それが、Thingと評されるものであり、クラウドコンピューティングとハードウエアを結んだソリューションビジネスがIoTビジネスになります。「I」に当たるクラウドコンピューティングは、どうあがいても米国企業に日本企業が追いつくことは、現段階では無理です。Microsoft(Azure)、Amazon (AWS)、Google(クラウド、自動運転開発)、HP(クラウド)と世界企業の錚々たるメンバーがここシアトルでクラウドコンピューティング開発の凌ぎを削っています。しかし、「T」に...
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私は、ノートブック製品企画をしていた頃、世界初のリチウム電池採用のノートブックをSony OEM(VAIOの前身)でDellから出しました。PoC (Proof of Concept)や流行は、自動車業界に学ぶことが多くあり、今でも目が離せない私の一つのデータポイントにもなっています。例えば、発展の経緯を比較してみると排気量=CPUパワー、 燃費=バッテリー寿命、居住性=人間工学デザイン(例:重量バランスや感触)という仕様や機能改善で日本企業は凌ぎを削ってきました。そして、自動車業界は、カーナビへとシフトしていきました。その使いやすさに慣れると買替え時に他社に乗り換えずに、自社の車種変えで乗り...
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はじめに時代は、エコシステムとクラウドコンピューティングという時流の下、所有からシェアというビジネスモデルが出てきています。そして、製品を販売からユーザ体験を提供することが市場創出・開拓の大きなカギになっています。例えば、携帯電話のガラケー期は、機能訴求による製品販売。しかし、スマホの登場で使いたい...