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"#則天文字"の検索結果
  • 則天文字の「埊」……三鷹市牟礼の石橋供養の碑

    投稿日 2017-02-10 13:44
    篆額と自虐 by ggCHI
     江戸時代半ばの石碑に、則天文字の「地」が刻されていること、発見したんだって! そうなの、1700年代半ばの、石橋供養碑、右側面に、くっきりと「埊久」とあって、その下にも、ちょっと変な字体が続いてたの。 で、その写真をデジカメでパチリして来たわけね。そもそも、どうやって「埊」の字なんかの、ちょっと読...
  • 正倉院本「王勃詩序」漢字索引と平成7年『正倉院展』図録

    投稿日 2017-01-25 21:16
    篆額と自虐 by ggCHI
     あれっ、また『正倉院展』図録から取って、色つけた文字を貼ったのね。 平成7年の図録(奈良国立博物館 1995)から。この年以降、A5サイズの大判になってた。117~131頁に上下2段で「王勃詩序」の全(30)紙の写真版。こう貼り継がれているんだな、ってわかるカラー図版で載ってた! 『正倉院展』の図録なら平成6年に同じ「王勃詩序」全巻のモノクロ写真が掲載されていたんじゃなくて。 そうなんだ。奈良の国立博物館での正倉院展では昭和58年と平成6年に「王勃詩序」が出展され、B5サイズで刊行の図録後半に二度ともモノクロ縮小で全巻の写真が載ってた。まさか連続して平成7年に、前年と同じ巻子本が出展されてい...
  • 正倉院「王勃詩序」の則天文字 ―まず巻頭から7種―

    投稿日 2017-01-13 18:50
    篆額と自虐 by ggCHI
     またネットから資料を取ってきて、色つけた文字の貼り付けね。小細工した画像のアップばっかり……。 そりゃ、もとが正倉院に伝わった慶雲四年(707年)、七月廿六日書写という御物「王勃詩序」だから、ゲンブツを直接、撮影してここにアップなんか不可能だょ。 さんざん調べて探したようだけど、このモノクロ画像の...
  • 楊守敬は正倉院蔵「王勃詩序」を見ていたか

    投稿日 2017-01-06 19:21
    篆額と自虐 by ggCHI
     今回は、則天文字そのものの字体には、ほぼ触れず。引き続き則天文字が使われていて、正倉院に伝わった慶雲四年(707年)七月廿六日書写という御物「王勃詩序」のことを、ひとくさり。 過去の「正倉院展」の図録に載ってる、ってお話からね。古本で手に入れたんでしょ。 昭和58年と平成6年の図録、2冊とも入手。表紙は上の画像の右側に置いたとおり。ともに一部のカラー図版と、王勃「詩序」全巻のモノクロ画像を縮小掲載。   昭和58年(第35回) 正倉院展p12上段[出品目録]に「6 詩 序      一巻  中倉 三二」p26p27に用紙の貼り継ぎがわかる箇所のカラー写真2点と、モノクロでの巻子を巻いた状態で...
  • 楊守敬『日本訪書志』の則天文字 ――「古鈔王子安文」から

    投稿日 2016-12-31 01:20
    篆額と自虐 by ggCHI
     上にアップした左側は、「正倉院展」図録のカラー写真の転載でしょ。 そう、平成6年「第四十六回」の図録54ページから。「至真觀夜宴序」一篇分に、黄土色の紙を貼り継いだ「遊廟山序」の出だし部分のみ。 載を別の字にした則天文字「𡕀」に注目、ってことね。で、その右側は? 明治初期にやってきて、清朝では失われた漢籍を日本で探し出した楊守敬(1839~1915)の著書から。間接的に、正倉院に伝わった「王勃詩序」の3分の2ほどを見たようで、それを『日本訪書志』という著書の巻十七に「古鈔王子安文」の題で紹介してたんだ。 へぇ、それなりに則天文字を、再現してるのね。 正倉院本と、左右対照させた『日本訪書志』の...
  • しらべてみたょ 則天文字 (◎ラスト・まとめ)

    投稿日 2016-12-24 16:04
    篆額と自虐 by ggCHI
     則天文字について、調べた文献をまとめてくださる。 則天武后の時代そのもの、8世紀初頭の石刻や拓本の文字や、我が国にもたらされた筆写資料をもとに、どんな研究がなされてきたか、お勉強いたしました、ってところかな。 古くは、昭和10年代の常盤大定から、近年の蔵中進先生まで、主だった研究論文は、目を通しての感想なんでしょうね。 まぁ、そこそこ文献は集めて読みました。そして東博・東洋館1階に展示中の、三尊仏龕への銘に刻された則天文字は、蔵中進『則天文字の研究』にも触れられてないようで、これまで調査対象にならなかったんじゃないかな。蔵中先生は2008年に亡くなっていて、著書に収録された学術論文は初出は1...