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"#楊守敬"の検索結果
  • 楊守敬は正倉院蔵「王勃詩序」を見ていたか

    投稿日 2017-01-06 19:21
    篆額と自虐 by ggCHI
     今回は、則天文字そのものの字体には、ほぼ触れず。引き続き則天文字が使われていて、正倉院に伝わった慶雲四年(707年)七月廿六日書写という御物「王勃詩序」のことを、ひとくさり。 過去の「正倉院展」の図録に載ってる、ってお話からね。古本で手に入れたんでしょ。 昭和58年と平成6年の図録、2冊とも入手。表紙は上の画像の右側に置いたとおり。ともに一部のカラー図版と、王勃「詩序」全巻のモノクロ画像を縮小掲載。   昭和58年(第35回) 正倉院展p12上段[出品目録]に「6 詩 序      一巻  中倉 三二」p26p27に用紙の貼り継ぎがわかる箇所のカラー写真2点と、モノクロでの巻子を巻いた状態で...
  • 楊守敬『日本訪書志』の則天文字 ――「古鈔王子安文」から

    投稿日 2016-12-31 01:20
    篆額と自虐 by ggCHI
     上にアップした左側は、「正倉院展」図録のカラー写真の転載でしょ。 そう、平成6年「第四十六回」の図録54ページから。「至真觀夜宴序」一篇分に、黄土色の紙を貼り継いだ「遊廟山序」の出だし部分のみ。 載を別の字にした則天文字「𡕀」に注目、ってことね。で、その右側は? 明治初期にやってきて、清朝では失われた漢籍を日本で探し出した楊守敬(1839~1915)の著書から。間接的に、正倉院に伝わった「王勃詩序」の3分の2ほどを見たようで、それを『日本訪書志』という著書の巻十七に「古鈔王子安文」の題で紹介してたんだ。 へぇ、それなりに則天文字を、再現してるのね。 正倉院本と、左右対照させた『日本訪書志』の...