新幹線1000系は2種類が試作されました。これは、すれ違い試験の確認を行うためのものであり、最小編成として2+4両で計画されました。本日は、この2両が製造され前に検討された仕様書について当時の資料を参照しながら説明を加えていこうと思います。新幹線車両の概要なお、車両の製作には下記のような条件が定められました。当時の1961-08_交通技術を参照しますと概ね下記のようになっています。抜粋しますと。1)車体幅 約3,350mm2)高さ レール面上3、950mm3)車体長さ 自連間長さ25m 「車体長さについては特に規定はないが定員乗車時の車両重量を60tにおさえることになっているため、おのずから...