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イベントをする際、SNSで効果的に拡散させるための必須アイテムと言えば「レッドカーペット的撮影ブース」です。商品のマーケティングに限らず、アメリカでは結婚式場などにもよく設置されています。 写真1は実際に結婚式場に設けられていたブースです。背後のロールスクリーンには新郎新婦の名前と日時が印刷されています(原本が見つからず、携帯で撮った写真しかありませんでした…)。このマーケティングで必要なのは、1)ロールスクリーンのウォール(商品名やキャッチコピーを印刷)2)カメラマン(顔を美しく撮れる方ーーでないとSNSに載らない!) さらに、拡散度を高めるために、その商品に由来したお茶目な小道具を用意する...
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Ruコミュニケーションでお受けしている業務のひとつに「広告や出版物専門の英日翻訳」というのがあります。なぜ広告や出版物専門なのかというと、翻訳を正しく終えた後、その文を美しく分かりやすい日本語に仕上げるのを得意としているからです。 そのため、翻訳担当者が翻訳を終えると、原稿はバイリンガルチェックに回り、最後に編集デスクが徹底的に「洗練化」を行います。ここで日本の新聞表記に沿った表記統一も施されます。 例えば、上の写真は世界的なラグジュアリーホテル「ザ・リッツカールトン ロサンゼルス」のウェブサイトに載っている日本語文です。翻訳は正しくされているはずですが、なんだかアヤシイ香りが漂います。試しに...
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ひとつ前のブログでアメリカでのサンプリングツールの例をご紹介しましたが、縦が22cmというちょっと大きめのものだったので、コンパクトなサイズのお薦め例もご紹介しておきます。上の写真1は美容液のサンプルツールです。手の平に収まるサイズで、扉にキャッチコピー、中面を開くとそこに詳しい説明、そしてサンプル...
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昨日はアメリカでサンプリングをされたい日系企業のお客様と打ち合わせでした。「アメリカではどんな感じのツールが好まれるのかしら」とお客様。 シャンプーや化粧品、サプリメントなどのサンプリングの場合は、上の「写真1」のようなPR素材を作られると良いかと思います。厚手のペラ1枚(ここでは横15cmx縦22cm)の商品紹介、そこにサンプルをくっつけます。この「厚手の」というのは高級感や雰囲気を出すための大切なポイントです。 ちょっと余談--この「写真1」の商品はヘアセラム(髪につけるエッセンス)なのですが、ネーミングがいいですね。「Big Sexy Hair(大きくてセクシーな髪)」。多くのアメリカ人...
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~「働く女性のLife Designマガジン アヴァンティ」に執筆の連載コラムより~http://www.e-avanti.com/39389 日本で賛否両論が巻き起こっているいわゆる「103万円の壁(※1)」問題だが、アメリカ人に話すと大抵、「へえ! 信じられない!」という反応が返ってくる。そんなアメリカ人の基本的な考え方がよく表現されているのが、世界最大の発行部数を誇る経済紙『The Wall Street Journal.』のオンライン版に掲載された記事(※2)だ。 その中には、日本のメディアではあまり見ることができない厳しい表現がされている。たとえば「..if they want to...
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昨日はクリスマスでした。スタッフド・ラム・ローストを作ろうと引っ張り出したのが、上の写真のアメリカのレシピブック。全40種類ぐらいのレシピが載っていますが、例のごとく写真は1枚もありません。アメリカ人って偉いなあと感心する瞬間です。出来上がりの写真も無しで、手順の写真も無しで、きちんと作り上げるので...
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ウェブサイトやパンフレットなどをアメリカ人対象に作る場合はご注意を。好まれるテイストは、日米で全く異なります。 まず日本では「かわいい文化」が発達していて、かわいい、親しみやすいデザイン展開が人気です。それを象徴するのが、日本のゆるキャラ戦略。アメリカに進出した日本企業が「まずはマスコットキャラクターを作ろう」と考えるケースもあります。しかしアメリカでは擬人化キャラクターを使った宣伝は、一般的に「子ども向け」商品にのみ有効です。ご自身の商品がそれに当たるか確認してみてください。 上の写真のアメリカの商品には右にマスコットキャラクターのKC君が入っています。日本の場合は大人向けでも十分大丈夫です...
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アメリカの商業ウェブサイトの”絵本化”が進んでいます。情報を小さな携帯やタブレットで見る人口が爆発的に増えた結果、文字を極限まで減らし”徹底的に写真で語る”デザインが日本に先駆けて主流となっているのです。日本で大量の文字を掲載していたウェブサイトも、アメリカに進出して新たにサイトを作る場合は”ピクチャーファースト”のコンセプトを検討していく必要があります。 例えば一番上の写真の明治乳業のウェブサイト。楽しそうですし情報がたっぷり詰まっている感じがして、私たち日本人にはしっくりきます。 対して、上から2番目はアメリカの乳製品メーカー「DairyPure」のトウェブサイトです。画面の左右いっぱいい...
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はじめまして。ロサンゼルス在住のライターの猪股るーです。現在、広告代理店「Ruコミュニケーションズ」にて、編集・執筆の他、アメリカに進出されている日系企業さまの宣伝のお手伝いなどをさせていただいています。 このブログでは、アメリカでビジネスを始められる方々にとって有益な情報や、個人的な思いなどを記していきます。 これからどうぞよろしくお願いします!お申込み・お問い合わせはこちらまで。http://www.rucommunications.com/...