アメリカの広告表現 その1《ウェブデザイン》 “絵本化”が進むアメリカのウェブサイト
12月
19日
日本で大量の文字を掲載していたウェブサイトも、アメリカに進出して新たにサイトを作る場合は”ピクチャーファースト”のコンセプトを検討していく必要があります。
例えば一番上の写真の明治乳業のウェブサイト。
楽しそうですし情報がたっぷり詰まっている感じがして、私たち日本人にはしっくりきます。
対して、上から2番目はアメリカの乳製品メーカー「DairyPure」のトウェブサイトです。画面の左右いっぱいいっぱいに写真を大きく取り込むのは、アメリカのウェブサイトデザインでは言うまでもなく定番ですが(日本でも取り入れられてきています)、全てのページにおいてピクチャーファーストの構成となっています。実際にクリック↓してみると、目の前に広がる写真の世界をもっと体験できます。
上から3枚目の写真は来週、友人たちと集まることになったビバリーヒルズのレストランのウェブサイトです。写真にたっぷりと語らせて世界観を伝えています。実際にクリックしてみてください。シンプルですがとてもきれいですよ。弊社がプロデュースするウェブサイトとほぼ同じタイプです。
日本でさまざまな商業デザインをディレクションをするとき、「目で魅せる」、「しかも一瞬で」、というコンセプトをとても大切にしてきましたが、アメリカでは「その10倍」ぐらい目にこだわらなければならないと感じています。
最近では、日本にある会社やお店からもアメリカ式のデザインに関するお問い合わせが増えてきました。日本よりも10年進んでいるというアメリカのウェブデザインをあえて取り入れることで、トレンドをリードするという戦略です。
Ru Communications LLCのお問い合わせ先 http://www.rucommunications.com/