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投稿日 2022-10-01 09:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
鮮やかな緑色の体色がきれいなバッタ目キリギリス科ツユムシ亜科の【セスジツユムシ(背条露虫)】です。オスの背中には茶褐色の筋が、メスの背中には黄白色の筋が入ります。全身が茶色い褐色型もいます。触角と後脚が大変長く、写真では本体を大きく見せるために、触覚の先はカットしています。キリギリス科の仲間は肉食性...
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投稿日 2022-09-26 09:26
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
今年は5年ぶりに【ショウリョウバッタ】の確認ができましたが、形を小さくしたよく似た姿のバッタ目(直翅目)オンブバッタ科オンブバッタ属の【オンブバッタ(負飛蝗)】とは7年ぶりの対面となりました。成虫の体長はオス25mm、メス42mm前後で、バッタとしては小型の部類に入ります。写真はメスで、体つきもずん...
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投稿日 2022-09-05 09:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
日本で一番大きなバッタが、バッタ目・バッタ科の【ショウリョウバッタ(精霊蝗虫)】 です。昆虫記の登場も10回目となるようで常連さんの部類ですが、(9)以来ほぼ5年ぶりの対面となりました。尖った頭部が大変印象的なバッタです。【オンブバッタ】に似ていますが、体長は遥かに大型で間違えることはありません。かなり大型になり、メスは80mmを超える体長を持ち、触覚部分を入れますと、かなり大型で迫力がある姿です。体色は「緑色型」と「褐色型」がおり、更に本種のように筋と点線の模様の入る個体も見られます。オスはメスより体が小さくて40~50ミリ程度です、叢ではキチキチと音を立ててよく飛びます。そのため、「キチキ...
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投稿日 2022-09-04 12:25
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ファルコン
バッタ目は不完全変態ですので、成虫の一歩手前の段階のようで同定に少し悩みましたが、バッタ目(直翅目)コオロギ科の【アオマツムシ(青松虫)】です。日本では本州、四国、九州に分布。明治期に中国大陸から日本に入り帰化した外来種という説が一般的ですが、原産地ははっきりせず、日本での初記録年月日も1898年(...
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投稿日 2022-06-05 09:25
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ファルコン
夜行性のため葉の裏などに潜みじっとしていましたが、刺激を与えて動いてもらった【シブイロカヤキリ(渋色萱螽斯)】です、 バッタ目キリギリス科の昆虫で、和名はその名の通り渋色をした「カヤキリ」を意味しています。体長(翅端まで)50㎜程度。 頭部は円錐形。口器は大きく発達し、顔面から大顎は黒色を帯び非常に目立ちます。 「クビキリギス」を寸詰まりにし、脚を短くした感じの体型で、褐色の地に黒点を散りばめます。 背面及び腹面は若干色が濃いようです。オスの前胸背面は後端に行くほど広がり、発音器も大きい。 メスの前胸背面はほぼ真っ直ぐです。「カヤキリ」同様、バッタ目としては後ろ足は体の割に小さく、殆ど飛び跳ね...
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投稿日 2021-09-14 09:05
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ファルコン
昨日は同じバッタ目(直翅目)キリギリス科の「ヤブキリ(藪螽斯)」と久しぶりに遭遇しましたが、今回は【セスジツユムシ】です。体長(頭部より羽先まで)31-40ミリ前後。全身鮮やかな緑または淡褐色から褐色。「ツユムシ」よりも幾分頑丈な体つきで、脚はやや太く、短い。特にメスで顕著。前羽は長く、「ツユムシ」...
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投稿日 2021-09-13 09:05
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ファルコン
一時期に比べますと熱帯夜もなくなり、少しは涼しくなり、夜は「キリギリス」や「コオロギ」たちが合唱する時期になりましたが、バッタ目(直翅目)キリギリス科【ヤブキリ(藪螽斯)】のメスと遭遇しました。主に樹上で生活しますが、藪や草原でも見られます。植物が茂った場所であればどこでも見かけると言っても過言では...
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投稿日 2021-01-30 09:05
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ファルコン
国内では未確認のバッタが、神戸市東灘区の六甲アイランドで見つかっています。日本の図鑑に載っていない珍しい外来種で、地元六甲アイランド高校の生徒らが発見しています。バッタが確認されたのは昨年8月。市立六甲アイランド高校自然科学研究部の部員や教諭が、近くの野鳥園で水質調査を終えて帰る途中、道路脇の草むら...
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投稿日 2020-11-08 09:05
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ファルコン
網戸に止まり日向ぼっこをしていますバッタ目イナゴ科ツチイナゴ属の【ツチイナゴ】の成虫と遭遇しました。この時期にと思われますが、成虫の活動時期は10月から12月です。日本国内唯一の成虫で越冬するバッタです。幼虫の時期を過ごす夏には木々の緑が生い茂っていますので 茶色 となります。背中には黄白色の筋が頭...
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投稿日 2019-08-25 09:05
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ファルコン
バッタ目キリギリス科キリギリス属に分類される【ニシキリギリス】としては(14)回目と登場回数が多いのですが、前回の2015年9月 メスは腹端に長い産卵器 をもち、写真の個体はメスだと分かります。 成虫の頭から翅端までの長さはおよそ24~40mmほどで、生育環境により緑色の個体と褐色の個体が生じます。