営業の仕事をしていると
提案が採用され嬉しい時もあれば
提案しても断られる事もあります。
昔は断りが入るたびに
心が折れて凹んでいました。
特に
渾身の提案にお断りが入った時は
とことん凹みました。
時間と労力をかけるほど熱意も高く
採用になれば天にも舞い上がり、
断られるとエンドレスに堕ちていました。
時間と労力を注ぎ込むに連れて、
個人と会社の境界がわからなくなる事を
私自身が何度も経験しました。
時間と労力を費やすほど
思いは重く大きくなります。
期待も大きくなる。
だからこそ
心に留めておかないといけない
大事な事があります。
それは、
お断りされたのは事実だけれど、
私自身を否定されたのではない、
という事。
そして、
採用になった時も
私自身を全肯定してもらったのではない、
という事。
「あなたにお願いしたい」
と言われると嬉しいし、やり甲斐を感じます。
個人の頑張りが成約に繋がる事は
モチベーションアップに繋がりますが
個人ではなく会社の看板を背負っている事を
忘れない事が大事です。
反対に断られた時も同じです。
相手は会社として対応をしただけで
個人を否定して断ったのではありません。
それを忘れてしまうと、
採用のたびに有頂天になり、
お断りが入るたびに凹んでしまう、
を繰り返して
どんどん疲弊していきます。
断られても凹まないメンタルの第一歩は
仕事とプライベートの線引きを
しっかり引いて、
のめり込み過ぎない事。
とてもシンプルですが
長く働き続けるには
シンプルであり続ける事は大事です。
「仕事としてやるのはここまで」
の線引き、本当に大事です。
(だからと言って機械的になるのではないのですが)
そんな私の営業歴は18年。
しんどいな、と思う時は大体、
線引きが曖昧になっています。
時には感情に突き動かされる事もありますが、
動く前に深呼吸して
「仕事?」「気持ち?」と天秤にかけると
突発的な行動を未然に止める事ができます。
これが出来るようになるまでは
ジェットコースターみたいな毎日で
疲れていました。
気にしすぎる性格も少しずつ
気にしない性分に変わりつつあります。
出来るようになったきっかけはコーチング。
セルフチェックでは時間がかかる線引き作業が
コーチングなら自分に納得いく形で
線引きできます。
情熱を注ぎ過ぎて辛い、苦しい、何とかしたい。
そんなときはコーチングを試してみませんか?
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10年前、
職場で人間関係が上手くいかずに
追い込まれていた私は
ある人からアドバイスをもらいました。
それは、
相手は自分の写し鏡、
相手の対応は私の態度や行動の反射の現れ。
相手を観察することで
自分を知る事ができる、
というものでした。
単純な私は早速実践して
ハッとした事が幾つもあったのです。
「何でこの人こんなに警戒してるんやろ?」
「言ってる事、本音と違う気がする」
「もっと周りに言ったらいいのに」
批判を避けるために、
周囲の反応を常に気にしていた私が
同じような事をしていたのでした。
気付いても後の祭り。
この時は、修正不可能な程に
人間関係は拗れていました。
ところが、
運よく私に異動の話が浮上したのです。
環境の変わった新天地で
私は「キャラ変」を実践してみました。
結果は、大成功!
今までは
周りに質問するタイミングが分からなくて、
自力で解決してきた事が多く、
これをやり過ぎて
周囲と壁を作っていたのです。
始めて質問をする時は
勇気がいりましたが
周りは温かく受け入れてくれました。
些細な事でも周りを頼れるようになると
そこから会話が増えます。
沢山話せるようになると
お互いに自分の開示をする機会が増えだし
新天地で快適に過ごせるようになったのでした。
独りで頑張り過ぎていた自分は
何だったのだろう?
意地を張って
プライドだけ高くても
誰も笑顔にならない事を
身をもって体験しました。
相手は合わせ鏡、
何だか変だな、
違和感を感じたら
相手をよく観察すると
見えなかった自分が見えてきます。
もっと早くに見えなかった自分を発見できるのが
コーチングです。
みんな、答えは自分の中に持っているのですが
その答えに気付かないでいる事は
誰にでもあるあるです。
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お気に入りのコップが割れてしまった、
服が汚れている、
何故かポーチの中がドロドロしてる、
「もう、今日は朝から最悪!!」
先日、朝から家族が大騒ぎした日がありました。
本人が冷静になるまで離れて見守り
その後で声をかけました。
「大変そうやね。どうしたん?」
家族は一気に話し始めました。
お水を飲もうとしたらコップが割れていた、
着替えようとしたら服のシミに気付いた、
ポーチの中が何故かドロドロになっている、
「もう、朝から踏んだり蹴ったりだ」
「今日は最悪なことばっかり」
言葉がドバッと押し寄せてきました。
とはいえ…
起こった事実は一つです。
私が違う角度から見た
出来事の感想を伝えました。
水を飲む前にコップが割れていると気付いたので怪我をしなかった。
服を着る前にシミに気付けたので
シミのついていない違う服を着る事ができた。
洗えるポーチは汚れてしまったけど
洗えないカバンの中は汚れていない。
全部、良かったんじゃないの?
家の中で助かったと思うし、
守られてるんじゃない?
家族はとても素直です。
「ホンマや!出かける前に厄落としたから
今日はすごくツイてる日やわ」
さっきまでの陰鬱なムードは何処へやら?
ご機嫌モードに変換して
颯爽と出かけていきました。
1人の時や気持ちに余裕がない時には
今日みたいな事があると
どんどん悲観的になってしまいます。
渦中にいると気付かない事は沢山あります。
そんな時に、誰かに話すことで
気持ちが楽になったり
出来事を肯定的に見つめることができると
同じ出来事が起こっても
その後の時間の過ごし方が大きく変わります。
1日を振り返った時に
「今日も良い日だったなぁ」と
満足して眠りにつくことで
翌朝の爽快な目覚めに繋がって
また良い1日がスタートできるのです。
私たちは
どんな出来事も捉え方次第で
陰にも陽にも変換できる力を持っています。
こんな凄い力を使わないなんて勿体ない!
と思いませんか?
自分の中の凄い力を一緒に発掘しませんか?
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やりたい事や目指したい姿がある時、
誰にも話さないで
自分の中でずっとその思いを
温め続けてきました。
それは、家族に打ち明けて否定された事が
何度もあったからです。
…本当は応援して欲しかったんです。
最初は小学生の時です。
将来の夢について作文の宿題を仕上げる時に
両親とすごく揉めだ私は
思ってもいないことを作文にして提出しました。
本当にやりたい事は
大人になってから自分の力でやれるまで
誰にも言わないと決心したのです。
そして、2回目は結婚して出産後、
当時の職場で産休育休第1号として
働く女性のロールモデルを目指していた時。
定期購読していた「日経ウーマン」は、
仕事もプライベートも充実させたいと願う
私のバイブルで、
寝る前の僅かな時間に読むのが楽しみでした。
苦労しながらも
自分の理想を実現しようと奮闘する姿は憧れで、
モチベーションの原動力にもなっていました。
しかし家族に言われたのは
「そんなの読んで、何を目指してるんや?」
「何を考えてるんや?」
確かに子供はまだ小さかったし、
私には特別なスキルもありません。
捉え方は色々あったにも関わらず
この時は「否定された」と一方的に受け止め、
キャリアアップの夢は誰にも言わないで
胸の中にそっとしまい込み
平然を装って生活をしていました。
家族にも言い分はあったはずです。
今は仕事よりも子供が優先だろう、とか。
身体を壊してしまう心配をしていた、とか。
私が変わっていくのには抵抗があった、とか。
子供には「やりたい事をやりなさい」と
言いながら
自分自身は頑なに心を閉ざしていました。
でも、子供たちの夢は否定したくなかったし
全力で応援したいと心から思っていました。
時は流れ、
子供の成長と共に
自由にできる時間が増えました。
それまで自分の気持ちに蓋をしすぎた私は
何をやりたいのかが
わからなくなっていたのです。
そんな時に受けたのがコーチング。
遮りや否定なく話せる開放感、
「話せてスッキリした」がゴールではなく
理想に向かって変わるために
自分はどうしたいのか?
本当に望む事は何か?
自分の深い深い部分と向き合えるようになり
私は少しずつやりたい事を見つけられるように
なっていったのです。
マラソンも、占いも、
やりたい、学びたい、
と思った事は
誰にも遠慮しないで
やってみようと
思えるように変われたのです。
自分の人生なんだから、
家族に遠慮ばかりしていたら
一生が終わってしまう事に気づいたのは
40歳を過ぎてからでした。
有難いことに今は人生100年時代。
早いタイミングで気づけてラッキーでした。
誰にも言わないで頑張るより
誰かと一緒に頑張る方が張り合いもあるし
スピード感も違ってきます。
否定のないコーチングの世界で、
叶えたい事をお話してみませんか?
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産休が終わり職場復帰した女性と
話しする機会があり
かつての自分の姿を思い出したのでした。
その方は
まだ子供が小さいので
保育園から頻繁にお迎え要請があったり、
熱が出るたびに仕事を休まないといけなかったり
計画通りに物事が進まない事が多いと
感じてモヤモヤしていると
心の内を明かしてくれました。
もっと働きたいのに…
もっと必要とされたいのに…
熱い気持ちが消化不良で苦しいのだと。
でも
子供の事と仕事で私はクタクタなのに
周りを見ると
お洒落なカフェで楽しそうだったり。
好きな事をしてイキイキしてて仕事も順調そう。
私ひとり取り残されたように感じてしまう…
私は何て心の狭い人間なんだ…
さらに気持ちが落ち込んでしまうのだとも
話してくれました。
気持ちが痛いほどわかります。
かつての私が同じ道を辿っていたので。
私が育児休暇が明けに職場復帰した時は、
時短勤務だったこともあり、
簡単な業務を任されました。
決められた時間内での仕事の配分面では
妥当なやり方でしたが、
私のモチベーションは上がりませんでした。
「もっと色々任せてもらいたいのに」
「私はこの職場に必要なのか?」
考え始めると止まらなくなる妄想と、
訳もなく凹んで家族に当たるを
繰り返していました。
今から考えると申し訳ない限りです。
「必要とされたい」の必要の度合いが
私自身の思いと
会社も含めた周りの思いの間に
大きなギャップがあった事に
当時は気付いていませんでした。
気持ちにも時間にも余裕がなくて、
気付く余裕がなかったのです。
余裕がないのに
「必要とされるためにどうしたらいいのか」を
必死で考えていました。
結局、渦中にいる時には答えが出なくて
ずっと底なし沼でもがいて溺れないように
バタバタ手足を動かしていたような感じでした。
あれから20年。
私が必要とされている場所で
私は毎日を生きています。
時短だから、
子育てしてるから、
必要とされていなかったのではなく、
時短が終わり、
子育てに一段落ついたタイミングで
少しずつ必要とされている事を
実感できようになって
色んな事が少しずつ回り始めて今に至ります。
小さな雪の球が
どんどん大きくなって
雪だるまになった
みたいなイメージです。
あの時の私に声をかけるなら
「私と周りのタイミングは同じじゃない。
その時が来て声がかかる時に備えて
しっかり自分を磨いておいてね」
キラキラしている周りを見るたびに
無力さや不甲斐なさを勝手に感じて
自分は何もできないと思っていました。
本当はそうではありませんでした。
仕事して、子供育てて、家事もやって、
地域のコミュニティにも参加して。
沢山の経験は武器であり鎧兜になって
今では私自身を護ってくれています。
みんな、タイミングは違います。
良いタイミングの人と比べるから苦しいのです。
登りも下りもみんな平等にやって来ます。
スタートやゴールのタイミングも違います。
みんなそのタイミングは違うので
自分だけ取り残されたように感じるけれど、
みんながどこかのタイミングで同じような事を
感じているので
結局はみんな同じだと思えば
楽になりませんか?
この時の私にもう一つ声をかけるなら
コーチング受けたらどう?です。
この時の私は
誰にも気持ちを打ち明けないで過ごしました。
話していたら違う結果になっていたかも
しれませんが
この時の私はコーチングも知らないし
誰にもこんな話は恥ずかしくて出来ないと
思ってました。
コーチングに否定はありません。
頑張りたい気持ちに応援団がついたら
毎日はどんな風になりますか?
イメージしてみてくださいね。
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一緒にまだ知らない自分に会いに行きませんか?
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ニュースで著名な方の訃報を知る度に
「他人事ではない」と思ってしまいます。
いつまで命が存えているかは、
本人ですらわからない中で
私たちは日々を生きていることを、
普段は忘れてしまっています。
そして、私もその中の1人です。
「後でやろう」
「今は時間がない」
「面倒くさくなってきたから次にしよう」
忙殺されそうな日々、
これらの言葉をどれほど使っているでしょう?
時間は永遠ではないし
明日がまた来る確約もないのに
つい先延ばしにしてしまう事が沢山あります。
わかっているけど、わかってない。
自分でもわかっているけれど
目の前の事や緊急対応優先になっているのが
現状です。
もしも、
命が後3日しかないなら
どうやって過ごしますか?
これ、究極の質問に見えて
実は誰にでも当てはまる事なのです。
不思議なことに
「自分は大丈夫」と思ってしまい
深く考えない人が殆どです。
私もその中の1人でした。
4年前に父が事故で亡くなるまでは…
4年前と変わらない父の作業場には
未完成のタスクメモがそのままになっています。
そのタスクを父が完成させる事はありません。
父は離れの梯子階段から転落して
呆気なく人生の幕を閉じました。
が、
本人は数時間後に自分が生涯を終えるなど
想像すらしていませんでした。
勿論、私たち家族も…
当たり前のように
この先のやりたい事やタスクを
いつものようにメモに書き込んでいたのです。
脅しでもなんでもなく
みんな平等に一瞬先の未来はわかりません。
やりたい事があるけど出来なくてモヤモヤ、
何がやりたいのかわからない、
このままは嫌だ、
そんな気持ちを
コーチングでスッキリ整理してみませんか?
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私は歴史モノが好きです。
時代小説の中に勝手にタイムスリップして
妄想ワールドを楽しむ事もあります。
そう、妄想だけで充分なのです。
もし実際にタイムスリップしたら、
お話では大好きな400年前の華やかな江戸時代も
きっと嫌になってしまうからです。
便利な生活を有り難く思いながらも
日々当たり前に暮らしているので
400年前の時代では
生きていけないと確信しています。
200年前から比べると
世界中で衣食住の全てが大きく進化し、
今もまだ進化は続いています。
便利になり過ぎた世の中に
ついていけないと思うほどです。
驚くスピードで進化を遂げた文明と真逆で
全く進化していないのは「人間関係」です。
今も世界のあちこちで様々な争いが絶えません。
暴力で誰かを傷つける、
いじめ問題、
騙して陥れる、
他にもたくさん。
悲しくて残念な出来事が後を立ちません。
今も昔も変わらない
人間関係の悩みとトラブル。
人の悩みの9割は人間関係
と言われています。
1日の中で思い悩む事の根源が
人間関係に因る事が殆どではないでしょうか?
逆に考えれば
少し気をつけることで
思い悩む事は少なくなる筈なのです。
例えば、素直になる。
「はい」と返事をする。
「ありがとう」「ごめんなさい」を言葉に出す。
意地やプライドをちょっと引っ込めるだけで
円満になったり気持ちが楽になる事が
思い当たりませんか?
400年前の時代を生きた人々も
今の私達と同じように
誰かに恋したり、
嫉妬で苦しんだり、
素直になれなくて意地を張って後悔したりして、
きっと眠れない夜を過ごしたのだと思います。
昔と違うのは
いつでも気持ちを伝えられる環境で
私たちは生きている事です。
便利にになり過ぎて
省略している事が多い
素直な気持ち、感謝や謝罪の言葉。
私も思い当たる事が何個もあります。
平和で便利な現代に生きる今だからこそ
省略しないで伝えていきたいですよね。
とはいえ、
何から手をつければいいのかわからない…
自分の何がいけないんだろう?
悪いのは向こうなのに…
そう思う事だってあるのが人間関係。
その気持ち、コーチングで解決してみませんか?
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マラソンシーズンです。
街中を走るランナーを見ると思わず
エールを送りたくなってしまいます。
走る理由はみんなそれぞれ。
レースに向けて練習したり、
健康や体力作りのためだったり、
走るのが好きだからだったり、
他にも沢山あるはずです。
私がフルマラソンを走るようになり
よく会話に出てくるフレーズは
「自分には絶対無理だ」と相手が言う事です。
走る気が無い人なら
それでいいの思うのです。
が、不思議なことに
走りたいけど自分には出来ない、と
でも心の底では走りたいと思っている、
モヤモヤと燻っている人と会話する事が
本当に多いと感じています。
まるで
10年以上昔の私のようだと感じる事が
何回もあります。
みんなが走りたい理由は
ハッキリしています。
ダイエットのため、
体力作り、
レースに挑戦したい、
ありたい姿と現在地の自分との
ギャップが大きすぎて
「無理」と諦めてしまっている、
でも諦めきれないでいるのです。
私も初めから走れた訳じゃありません。
走ろうと決めて周りに宣言したら
まさかの大反発を喰らい
逆風から走る練習はスタートしました。
走る距離は1キロずつ伸ばし
最初の1か月は5キロ走るのが精一杯、
それでも練習終わりのイメージは常に
フルマラソンを走った後の自分を
想像していました。
周りに宣言したのも大きなポイントで
有言実行すべく行動できたのです。
これが自分との内うちの約束だと
途中で投げ出していたかもしれません。
仲間と走った距離を報告し合うことで
モチベーションを保つ事ができました。
ハードルは低く低く、
自分で決めて周りに宣言した距離が走れると
「出来た」喜びが
どんどん積み上がっていったのです。
周りからも「やったね」と認めてもらえると
どんどん「出来そう」と言う気持ちになりました。
実はコーチングを学んだのは
この翌年からでした。
でもこの時に私が取り組んでいた事は
コーチングセッションに近い事でした。
だからこそ
モヤモヤと燻っている人には
コーチングを体験して欲しいと思うのです。
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やりたい事、叶える一歩を
一緒に踏み出しませんか?
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少し前の出来事。
ボランティアで小学校の草刈りをしたAさんと
お話をする機会がありました。
開口一番「誰にもありがとうを言われない」と
不満そうな表情で話し始めたAさんは
何年も地域のボランティアをされています。
Aさんは一気に話し始めました。
「暑い中、草を刈ってるのに
みんな素通りで何も言わない」
「大人がこんなんだから、
子供も何も言わないのよ。」
「みんなありがとうって言うのが普通でしょ?
おかしいと思わない?」
Aさんに聞いてみました。
「普通って?」
Aさんにさんは答えに詰まります。
「普通は普通に出来る事でしょ?」
この場合のAさんの普通の基準は
草刈りしてる人にお礼や労いの言葉をかけるのが
普通の基準だとわかりました。
Aさんに、
みんなが同じ基準ではない事を伝えました。
言われなくても気づく人もいれば、
言われないと気づかない人もいる。
ちょっと不服そうにAさんは頷きました。
別の角度からも質問をしました。
「ありがとうって言う時はどんな時?」
感謝の気持ちは湧き出る気持ち、
これも、個人差があるので
湧き出るポイントも基準も違います。
確かに、暑い中の草刈りは重労働ですが
それをやると決めたのはAさん自身でしょ?
ボランティアをしようと思ったのは何故?
周りの反応が期待と違ったのは残念だけど、
みんな基準が違うとわかった事は
Aさんの収穫だと思う事を伝えました。
「そんなに怒ることではないね」
「暑いからカッカしてたのかも」と
話の終わりには
いつもの朗らかなAさんに戻っていました。
よくよく日頃の生活を振り返ると
似たような場面はゴロゴロしています。
私の常識はみんなの非常識。
普通の基準はみんな違うからいいんだと思う。
話さないとわからない事は
まだまだ沢山あります。
モヤモヤした気持ちを愚痴って終わる会話を
気付きや学びを発見できる機会にできるのが
コーチング。
気付きや学びを得てみませんか?
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かつて経験したことのない
超ヘビー級の人間関係で
悩んでいた時期のことを振り返ると
後になって学びや気づきが出てきます。
捉え方について考えてみました。
今となっては
10年以上も昔のことです。
まさかの転職活動で
無事に採用が決まった仕事は未経験分野。
ベテランメンバー揃いの1つの事業所を
管理する事が仕事です。
採用担当者からは
「イバラの中を進むイメージです」と言われ
入って半年でその意味を知る事となります。
メンバーは約10名のベテラン揃い。
複数の要因と行き違いが複雑に絡み合い、
早々に私は孤立してしまいました。
大小に関わらずミスを起こすと
全員から非難・酷評を受けました。
メンバーがミスをした時は
私の伝え方が悪いからだと全員から反発され
余計に拗れてしまう始末。
うちの組織とは関係のない周りの人達も
状況は知っていながらも見て見ぬふり、
孤立無縁を絵に描いたような毎日でした。
時々、上司が様子を見に来ましたが
手のつけられないひどい状況に
上司も困っていたのが分かりました。
「頑張ってください」と言われるたびに
相談しても無駄だ、
わたしが我慢するしかない、と
絶望感でいっぱいになっていました。
辛くて
苦しくて
逃げ出したくて
逃げるのは簡単だけれど何も解決しない、
負けたくない、
色んな気持ちの中で
日々過ごしていました。
10年以上経って当時を振り返ると
その時は非難や酷評と受け取った事も
視点を変えて振り返ると
私に足りない部分が見つかったり、
こう言えば良かった、と思う事もあります。
相手に苦手意識を持ってしまった私は
フォーカスする先が苦手な相手になっていて、
その場を収める事ばかり考えていました。
飛んでくる火花を振り払うのに必死で
周りからは保身に走っているように
見えたと思います。
集団の力は、
時として恐ろしいパワーを生み出します。
結託した強い力で
問題解決できる場合もあれば、
何かを破壊する危険も併せ持っています。
「伝える」事は言葉で言うほど簡単ではなく
伝えたはずが伝わっていない事は
今でもよくあります。
10年以上が経って
私に足りないと分かった事は、
物事を俯瞰する事、
同じ言葉でも相手によって伝え方を工夫する事、
集団の力は正しく使う事、
そして、誰かに話を聞いてもらう事、
でした。
今、当時のメンバーで残っているのは私1人。
他は誰一人として職場に残っていません。
当時の壮絶な大人社会の闇を知る人も
もう周りには居ません。
当時のメンバー達には次々不思議な事が起こり
1人ずつ職場を去る事となったのでした。
吐いた唾は戻ってくることを身をもって経験し
気持ちが引き締まりました。
集団の力は良い方向に使い、
唾は重力に従って吐く、
そして、1人で抱えない事。
どんなに辛い出来事があっても
他人が変えられなくても
話す事で違う道を見つけられる事もあります。
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1人で抱えている事があれば
吐き出してみませんか?
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