「平均」を気にする理由は？
10月
5日
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「平均内です」「平均より上です」に安心したり
「平均以下です」にガッカリしたり
「平均」に引きずられている事が
案外と多いことに気付きます。
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史湖です。企業の研修でも取り入れられている「コーチング」言葉を知っている人も多くなってきました。コーチングでは対話を通して「あなた自身が気づき、決断し、行動す…
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今年の夏、厚生労働省から発表された
2021年の日本人の平均寿命が
10年ぶりに前年を下回ったニュースに
えっ？と驚いたり
やっぱりなぁ、と納得したり
複雑な気持ちでした。
とは言え、
男女共には80歳を超えていて、
女性は四捨五入したら90歳です。
50代はまだ若手、
これからまだまだ好きな事ができます。
豊かで平和な今を生きられている事は
本当に有難い事だと感じずにいられません。
一方では
私の両親は平均年齢に満たず亡くなったので
とても複雑な気持ちにもなりました。
「他の人は平均寿命より生きてるのに
うちの親はどうして
平均寿命まで生きられなかったんだろう？」
父は76歳で、母は78歳で他界しています。
平均って何だろう？と考えた時
一方的なフィルターで物事を見ていた自分に
気付いたのでした。
テストの点数、
結婚や出産、
年収…等等
色んな事を平均と比べて
安心したり
一喜一憂し過ぎていない？
テストが平均点より良かったから安心？
平均年齢で結婚、出産できたなら安心？
平均より年収が高いから安泰？
それで中身はどうよ？？？
テストだってマークシート式で
勘が当たり正解が多かっただけ、とか。
平均年齢で結婚して出産したけど
全然幸せを感じない毎日だ、とか。
働き過ぎて体調不良だけど
平均年収を超えてる、とか。
平均はあくまで目安。
平均を超えるから良いのではなく、
中身が大切なのは言うまでもありません。
目安の数字で一喜一憂するのは
自分の基準がなくて自信がない現れだと
痛感しました。
「平均よりは上だから自分は大丈夫」と
勝手に安心の材料を探しているだけです。
学生時代にテストの成績が平均点以下でも
大人になって大成功してる人は沢山います。
結婚はお互いのタイミング、
平均年齢という数値化された一例に
個々のタイミングや気持ちは合わせ切れません。
年収に関係なく幸せに暮らす人もいます。
この世にはお金で手に入らないものもあること
大人の私たちはよく知っているはずです。
お金は無いより有るほうが何かと便利な事も
わかってはいるけれど
それだけではないのも事実です。
平均寿命まで生きられなかった両親の宿命は
私の力で変えることは出来ません。
平均寿命よりは短めだった両親の人生ですが
楽しい事もたくさんあっただろうし、
私たち子供や孫たちを精いっぱい愛してくれた
ギュッと詰まった人生だったはず。
平均に引っ張られないで
自分の人生を
中身のギュッと詰まったものに変えていけるのは自分自身しかいないことを
天国の親から教えてもらったような気持ちです。
平均を目安にするのではなく
自分で心地よいと思える自分の目安を
コーチングセッションで
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