一番になりたい理由を考えよう
9月
16日
史湖です。
20代前半の私は血気盛んな営業ウーマンで、
営業成績で一番になることが目標でした。
ライバルが多くて刺激があった事、
一番になった時の報酬が良かった事、
私を馬鹿にした人を見返してやりたかった事、
色んな思いが交錯しながらも、
負けず嫌いな私は必死に働き
トップセールスの仲間入りを果たしました。
そして、そこで気付いたのは、
一番になる事がゴールではなかった事、でした。
トップに立った一瞬は達成感で満たされても
次の瞬間には別のステージが始まり、
トップもビリも同じスタートラインに立ちます。
「追われる焦燥感と見えないプレッシャー」の
洗礼を受けたのでした。
「トップの座から落ちるなんて格好悪い」
今までは一番になる事だけ考えていましたが、
更に一番であり続ける為の行動を追加した
「トップであり続ける」日々が始まりました。
トップは出来て当たり前、
数字を出せれば「流石だね」と言われる反面、
数字が出なければ「トップなのに出来ないの?」と言われます。
毎日がプレッシャーとの闘いでした。
20代前半で経験も少なかった私の判断基準は
「周囲からの評価」が一番で
周りからの見た目や意見はとても重要でした。
裏を返せば
自分に自信がない分を
周りからの評価に転嫁していただけでしたが、
当時の私はそんなことに気付く術もなく
ただ周りの反応に一喜一憂していたのです。
休みの日や夜遅くまで仕事をする度に
両親は渋い顔をしました。
「身体は大丈夫なん?」
そんな日々が3年も続き、
私は少しずつ疲れ始めました。
目標にしていたトップになれたのに
待っていたのは苦しい毎日でした。
最初こそプレッシャーが励みになりましたが
次第に頂上からの景色を楽しむ余裕がなくなり
ガムシャラな日々にも限界を感じ始めた私に
転機がやってきました。
それは結婚、妊娠がきっかけになった
企画部門への異動でした。
他人の評価を気にしていた当時の私には
異動の話は「渡りに船」
「もう追われなくていい」安堵感と解放感。
一方で不安もありました。
異動に伴い人間関係やキャリアは
オールリセットされます。
セールス時代は評価基準が数字で出るので
ハッキリしていました。
表舞台で活躍した分の評価も華々しく
メリハリがありました。
異動先は後方支援なので
数字で評価されません。
効率や協調性が重要視されるので
一匹狼で好きに仕事をしてきたやり方ではなく
周りと協調しながら進める必要があります。
解放感に浸れたのは一瞬で
次第に周りとバランスを取る難しさに
悩むようになりました。
「いつまでセールス気取りなの?」
「何様のつもり?」
今まで体験した事のない集団の力の前で
無力な自分に凹みました。
そんな時に
当時の上司から言われた言葉に救われたのです。
「営業の楽しさと辛さの両方を知ってるから、
貴方にこの仕事(企画)を任せたいと思った。
だから、どんどん提案して欲しい」
凄く嬉しかったです。
見てくれている人はちゃんといました。
神様は居てくれているんだ、と安心できました。
所属する世界でトップになったのはいい経験、
でも、それはごく小さな世界でしかなく
全てではありません。
他からどう見られるかも
小さな世界でしか通用しないこと。
大事なのは
どう見られるかではなくて
どうありたいのか。
私にしか出来ないことを極めて、
オンリーワンになりたいと思った瞬間でした。
一番ではなく唯一の人になろう。
ライバルは周りではなく自分自身、
「私にしか出来ないことをやってみたい」
立ち止まった時は
この歌のフレーズに助けられました。
No.1にならなくてもいい
もともと特別なOnly one
オンリーワンを目指す私の挑戦は
実はこの時から今もずっと続いています。
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