糸の切れかけたネックレス
9月
14日
早いもので9月も折り返し地点。
上半期の終わり、
季節の変わり目、
「上司面談」が近づいてきました…
職場では四半期に1度
上司との面談があります。
元々、私は相手や周りに合わせるのが得意です。
これまでの上司達に
無理なくすんなり合わせるだけでなく、
言いたい事も安心して伝えられて、
相手からのリクエストにも気持ちよく対応する、
win-winのスムーズな面談に
違和感を感じた事がありませんでした。
私の中にバリアもフィルターもなく
普通に接する事ができていたからでした。
ところが、今の上司はこれまでと違うのです。
今までに感じたことの無い違和感、
何とも歯切れの悪いギクシャク感、
違和感を抱えたままの形式ばった面談は
内容も後味も良くないだけでなく、
「話し疲れた」
「早く終わって欲しい」
と思う滅多にない事が起こったのでした。
意地悪な事も言わないし、
私の話を聞こうと懸命な様子も伝わってきます。
なのに私は早く面談を終わらせたい。
なんなんだろう？？
原因は「信頼関係の有無」でした。
月に数回、電話で必要事項を話す程度では
信頼関係は築けていなかったのです。
そして、これは私の問題。
相手を変えるのではなく、
私自身の行動や思考を変える事で
相手にも変化はあるかも知れません。
私は頻繁に連絡しなくても
必要な時に連絡や相談が出来れば
効率よく組織は回せると考えています。
でもそれは「信頼」があることが前提です。
私が違和感を感じつづけたのは
放置されていると感じていて、
任されていると感じられなかったからです。
こちらからの問い合わせには反応がないのに
向こうから聞きたい事がある時は
容赦なくレスポンスを求められる事に
違和感を感じていることに
半年経って気づきました。
今の関係は
まるで糸の切れたネックレス。
このままだと糸が切れた時に
大変なことになってしまいます。
相手にどう思われているかより
私が相手をどう思うか？
気持ちは伝染するので
こちらがシャッターを閉めたらそれでお終い、
こちらの気持ちが変われば
状況を変えることも可能なはず。
「仕事だから」と割り切り過ぎて
殺伐としてしまった過去を教訓にすると、
「仕事面だけ割り切って相手の良い点を探す」
チャレンジをしてみようと思います。
信頼される努力は色々ノウハウがありますが、
相手を信頼するために何が出来るのか？
新たなミッションへ挑戦です。
信頼される事ばかりにフォーカスしていて
自分の気持ちが置き去りだった過去を振り返り、
相手の長所を観察すると心に決めたのでした。
糸の切れたネックレス、
少しずつ糸を丈夫にしていこうと思います。
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