中途半端はいけない事ですか?
9月
13日
史湖です。
最近、よく相談を受ける内容の一つが
「中途半端な自分が嫌だ」という相談です。
本当は最後までやり遂げたいのに
出来ない要因に阻まれて
身動きができずに苦しいのだそうです。
気持ちが痛いほどわかるのは
私も同じ気持ちを何度も味わってきたから。
特に子供が小さい時は
1日24時間の中で仕事と睡眠時間を除くと
実際に動ける時間も
家事と育児で消費し尽くしてしまいます。
それを見た周りから
「まだ〇〇してないの?」
「これ、途中で終わってるけど忘れてない?」
と、指摘が入る度に腹を立てていました。
何も言われなかった時も
「中途半端だと思われている」と
勝手に暗示をかけて
ひとりでどんどん苦しくなっていきました。
渦中の時は必死すぎて分からないままに
時が過ぎてしまいましたが
後になってコーチングを受けた時に
目の前の霧がぱーっと晴れていったのです。
「中途半端の基準は何ですか?」
「どこまで出来れば中途半端にならない?」
「中途半端ってそんなにダメな事ですか?」
子供が小さい時にコーチングを知っていれば
もっと楽に生活出来ていたと思ったほどです。
中途半端がいけない事だと誰が決めたのか?
私自身だったのです。
超現実的な両親の教え
「何でも最後までやり通しなさい」が
私の中で変換されて、
いつの間にか
「中途半端はいけない事」になっていました。
0か100でしか物事を見ていなかったので
私の日常はほぼ0の事ばかりでした。
常に100を目指すのはハードル高過ぎでした。
見る角度が違えば、捉え方はまるで変わります。
「中途半端=何らかの動きがある」
何もアクションを起こしていなければ
中途半端にも達しません。
行動の途中経過が中途半端に映る人もいれば
行動できている事がすごい、
と思う人もいるのです。
何割できれば中途半端になないの?
基準もなくて感情のまま動くのは
無理がありました。
私の常識はみんなの非常識。
この事に気付くと
気持ちはとても楽になります。
ひとりでは気付かなくても
コーチと一緒なら様々な気づきがあります。
気づきをバネに成長する事もできます。
中途半端と嘆く前に
一度お話し聴かせてくださいね。
中途半端だと思っている時点で
もう十分に俯瞰して考えられていると
私は思います。
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