真似されたら一人前
9月
4日
誰かの真似をする時は
遠慮無く真似をするのに
誰かに真似されると
何だかモヤモヤしてしまう…
かつての私は
誰かに真似されてモヤモヤするたびに
「自分は心の狭い人間」と
自分でダメ出しをしていました。
モヤモヤした上に
ダメ出しで更に落ち込んでしまうので
気分を上げるまでしばらく時間がかかりました。
どうしてモヤモヤするんだろう？
周りが私の真似をする中で
不平不満が聞こえるたびに
嫌な気持ちになっていました。
「何も知らないくせに」
「苦労したのにわかってくれない」
モヤモヤの地下深く眠っていたのは
承認欲求でした。
苦労して試行錯誤を繰り返した結果、
辿り着いたメソッドやスキル。
良かれと思って共有したのに
周りは私の苦労を知らずに言いたい放題。
「人の苦労も知らないで」
とひとりでプリプリ怒っていた私。
良かれと思った先には
勝手な承認欲求がありましたが
これは、私が期待しただけで
約束されたものでもありません。
勝手に期待して
期待通りにならなかったから
不貞腐れていただけ、でした。
周りの不平不満は
違う角度から見れば改善点になります。
真似して文句言ってる人がいたら
「タダで教えてくれてありがとう」
と心の中でお礼を言って
さっさと改善すればよかったのです。
そして、もっと自分で自分を認めてあげる事、
他人から真似されるなんて一人前じゃないか！
私、すごい！
誰も褒めてくれない、認めてくれないのは
自分で自分を認めていないからです。
自分の心の奥底にあるものに気づいた時から
人は変わる事ができます。
だから私も
下心のある「良かれと思って」からは
さっさと手を引いてしまいました。
やり方がわからなくて質問があったら
その時に「私ならこうやっているよ」と
参考程度に伝えればいいだけ。
求められていないのに
自分から全てを出さなくてもいいのです。
ちょっとした事ですが
こんな些細な事を実行し出してから
モヤモヤが消えて
気持ちがスッキリするようになりました。
文句ばかり言う人からは
「最近どうしたの？」と
探りを入れられる事もありますが
「絶好調ですよ」と
ニッコリ微笑み返ししてます。
人間なので
人からよく思われたいし
認めてもらいたい気もちだってあります。
でも、過去と他人はコントロールできません。
変えられるのは自分と未来だけ。
他人がどう思うかはコントロールできません。
それより自分がどうありたいか。
大きなビジョンを語る時だけではなく
こんな小さな真似される云々の積み重ねが
自分がどうありたいかに繋がります。
だからまずは自分のことを褒めて認めて
これからも
未来を少しずつ変えていきたいと思った
まだまだ暑い日曜のひとときでした。
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