「見守る」は信頼の証
8月
27日
よく聴くお悩みは
「部下が自主的に動いてくれない」
「家族が手伝ってくれない」
ワンオペで家事や仕事をこなす
頑張り屋さんにとても多いお悩みです。
本当に部下は自主的に動かないのでしょうか?
家族は何も手伝ってくれないのでしょうか?
具体的に話を聞いていくと
同じような壁なぶつかる事がよくあります。
それは
「私のオーダー通りに動いてくれない」
「決まった通りにやってくれない」
例えば、
山のてっぺんに登るのが目標だとします。
A:やり方は自由で目標を目指す
B:決められたルートや道具を使って登る
こちらはBのやり方を望んでいるのに
目の前の相手がAのやり方で行動した場合
どんな事が起こるでしょうか?
かつての私がそうでした。
決めた通りでないと落ち着かなかったのです。
例えば
洗濯物の干し方、たたみ方、並べる順番。
食器の洗い方や収納の仕方。
仕事の進め方やメモを取るタイミング。
目の前の相手が違うやり方をすると
「違う、ダメダメ」と
口を出し、手を出して
自分のやり方を押し付けていたのでした。
逆の立ち場からすれば
大きなお世話、たまったもんじゃありません。
「もういい」「それなら自分でやれば?」と
ケンカになったり険悪なムードになり
結局は自分一人でこなす羽目になる…
これを繰り返していました。
「見守る」事が出来ないと
ずっとワンオペ生活が続くのです。
見守るのは忍耐が必要です。
口出し手出ししたくてもぐっと我慢、
オーダーしたら途中経過には
片目を閉じる勇気も必要です。
そのうち
それぞれのやり方で
成果が出たり結果が出るようになるので
途中経過は気にならなくなるのです。
だから
部下育成や子育ては忍耐力が必要なのです。
頑張り屋さんほど時間に追われているため
「自分でやった方が早いから」
「説明する時間が勿体ない」と
目先の事象で行動してしまいます。
今の忍耐が半年後にどう繋がるのか
来年の今頃はどうなっているのか
イメージを膨らませてみると
「ちょっと見守ってみようかな」
という気持ちが
出てきたのではありませんか?
見守るは信頼の証。
信じているから
任せられるし見守る事が出来ます。
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