史湖です。
女性が働き続けるには
覚悟や決断の山や谷を越えないといけない事が
働き始めてようやくわかった私。
今から四半世紀前、
男女雇用機会均等法はあっても
今みたいに当たり前に恩恵を受けるのは難しい
ちょうど過渡期を過ごしたのが私でした。
結婚した数ヶ月後に妊娠した私は
切迫流産になり2週間仕事を休みました。
職場の中には
私の立場を応援してくれる人と
よく思わない人の両方がいました。
仕事ができる環境では
どんなに悪く言われても思われようとも
仕事で返せばいい、と息巻いていた私ですが、
切迫流産で急に2週間休まざるを得ない状況に
内心はとても焦りました。
でも、ここで引き下がるわけにはいかない…
頑張らなきゃ!
心無い言葉に何度も心が抉られました。
「女がずっと仕事するなんて無理がある」
「どれだけ周りに迷惑かけたら気が済むんや」
「そこまでして仕事する意味が分からん」
不安になってもいつも
応援してくれる声に救われました。
「お腹の子は負けない強い子になる」
「これからの時代を先取りしているだけ」
ここで辞めたら
「やっぱり子育てしながら働くのは無理だ」と
認めてしまう事になってしまう…
妊婦だからと特別扱いされたくない、
半ば意地になっていた私は
ガムシャラに働きました。
お腹が大きくなってきたのに
納車の用意で車を洗ったり
今から思うとかなり危険な事までしていました。
お腹が大きくなってきた妊娠後期になり
急遽「異動」の発令が出たのです。
後から思えば
この異動が大きな転機になるのですが
この時は
「外された」悔しさしかありませんでした。
200名を越えるお客様の引き継ぎを
2週間足らずで終わらせる必要があり
私は残業を重ねて無理をしてしまいます。
そして今度は切迫早産になり
緊急入院する事になってしまったのです。
産前の休暇まであと1ヶ月半のタイミング…
またまた大きな波が押し寄せてきました。
どうする、どうなる??
明日に続きます。
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