8-2の法則
7月
28日
かつての私は向上心が高い完璧主義。
必死に努力しても
追いつかない理想を前に
満足しない毎日を過ごしていました。
「あの人と比べると私はダメだ」と
自分の足りない部分を見つけては凹み、
を繰り返していました。
「良い塩梅」の、
言葉は知っていても
自分にちょうどいい塩加減が
分かりませんでした。
0か100か
2択で生きてきたので苦しかったのでした。
そんな苦しい日々を変える一つのきっかけが
育児でした。
自分のお腹から出てきたとは言えども
子供にも自分の意思があり
こちらの思う通りにはならなくて、
予定も立たない毎日。
ミルクも、
お昼寝も、
育児書通りにならない毎日の連続に
更に疲れてイライラする私を見兼ねて
母が私に言った一言。
「あんたはいつも完璧を目指すけど
8割できたら上出来やないの?
「健康で毎日の生活が送れているやんか」
この言葉に救われました。
私は8割のできた事よりも
出来ない2割の事にばかり
フォーカスしていたのでした。
8割出来ているのを認めないなんて勿体無い。
でも渦中にいると
それすらわからなくなるのです。
100パーセントでないといけない、
の思い込みが強すぎました。
誰かに100パーセントを求められたのではなく
勝手に思い込んで
自分を追い込んでいたのでした。
頑張り過ぎの傾向がある人は
「8割できたら上出来」と思う事も
長い人生を走り続ける秘訣の一つになります。
何でも8-2の比率になるのです。
だから8割できたら上出来です。
「ここぞ」の場面では100%の力を出す為に
8-2の法則を時々思い出しながら
月末を乗り切って行こうと思います。