史湖です。
「またね」
「また明日」
友達や恋人と別れる前、
一日の仕事を終えて職場を後にする時の一コマ、
さまざまなシーンで私たちは
「また明日」と言いながら生きています。
寝る前の「おやすみ」も
電話を切る時の「じゃあまたね」も
根底には「今が明日へ続く」と
信じる気持ちがあります。
明日が来るのは決して当たり前ではなく
とてもありがたくて幸せな事なのです。
「じゃあ後でね」と電話で話したのが
父と私の最後の会話になりました。
「今週末はそっちに泊まるからね」
と話したのが
母との最後の会話になりました。
どれだけ待っても
もう父にも母にも会えないし
両親と一緒に迎える明日はやって来ません。
ごくごく普通の生活の中にある
「また明日」のひとことは、
ある日突然、
永遠にやって来なくなりました。
自分の身に起こるまでは
どこか他人事に思っていて、
腹落ちしていませんでした。
自分自身にも
大切なあの人にも
「明日がある」のは
本当に幸せな事です。
明日があるから…
今日を頑張れる、
様々な挑戦ができる、
誰かの役に立ちたいと思い、
寄り添って一緒に乗り越える事も出来る。
どんなに辛くても
明けない夜はありません。
夜が明けて朝がやって来ることは
恵まれた環境にいる事なのです。
明日がやって来る事を信じて
今できることを一つずつやっていきましょう。
明日できることは、
今から出来る事。
先延ばしにしないで
自分に与えられた今日を
精一杯生きていこう。
大きな事件の後なので
ふとそんな事を思ったのでした。
与えられた時間は大切に使いたいですね。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ