どこまで教える?何を覚える?
7月
16日
営業歴18年半の私は
「営業マンに必要な要素は何?」と
上司が変わるたびに質問を受けてきました。
私の答えは「信用がある事」
言葉はシンプルですが
信用を得るための積み重ねに
私自身が何年も費やしてきました。
信用を得るための行動は
一つではありません。
誠実な態度、
レスポンスの良さ、
相手の立場になり寄り添う心、
時間厳守、
素直さ
等々…
積み重ねた日々全てが信用の源です。
スピードは遅いけれど正確に仕事を積み重ね、
荒削りだけど約束の日時だけは守り、
感情が直ぐ顔に出て嘘がつけない事を
正直に相手に打ち明けて、
少しずつ相手との距離を縮める事ができたのです。
私自身が上司や先輩の背中を見て真似て
今日まで積み重ねてきました。
ハッキリ感じるのは時代の流れ。
背中を見て真似るのが当たり前の時代から
マニュアル通りに行動する時代だと
様々なシーンで感じます。
みんなが同じ事を同じようにできれば
比較や差別は少なくなる代わりに
個性が目立たなくなります。
やり方を言語化して日報に記したり、
成功体験はレポートにしてシェアしたり、
出来るやり方で周りに伝えていますが
信用を得るための行動マニュアルはありません。
マニュアルはない代わりに
自分なりのやり方で
どんどんアップデートしたり改良もできます。
信用される営業になるために
「上司がどこまで教えたらいいのか?」と
肩肘張らなくなって
私はすごく楽になりました。
人間は機械ではない感情の生き物、
相手にも私にも感情があるので
常に同じやり方で成功するとは限りません。
部下や後輩には
どんな小さな事でも
経験を積み重ねて欲しいと
今もずっと思っています。
失敗したとしてもそれが経験になります。
経験は信用の裏打ちになります。
例え失敗しても周りがフォローするのが組織、
フォローしてもらえた経験があるから
次は自分がフォローする側に回れるのです。
チームや仲間で信用があるから
相手にも信用されるようになるのです。
これも、積み重ねの一つです。
どんなに時代が変わって進化しても
人の感情が消えることはありません。
信用される人であり続けるための努力は
仕事に関係なく一生続けていくものなのだと
仕事を通じて学んでいる今の私です。
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