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50歳からの起業 ー シアトルから福岡へ

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  • ハッシュタグ「#スタートアップ」の検索結果17件

福岡ばい!

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西日本新聞1月26日版 西日本新聞1月26日版 読売新聞1月31日版 読売新聞1月31日版
地元紙やTVに引き続き取り上げられていただいているようで有難いことです。

ビジネスは、人と人の間に成り立つもの。

その機微=間合いは大切ですね。

コンピュータにはできない、ビジネスの醍醐味が、こうした「縁」を創り、保ち、広げていくところにもあるのではないでしょうか?
#スタートアップ #福岡 #起業

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シアトル起業のアジア進出

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1月23日 西日本新聞の一面 1月23日 西日本新聞の一面
コンピューネクストという会社がここレッドモンド市にあります。

クラウドコンピューティングのプラットホームを企業向けに提供する会社ですが、そのアジア市場拠点として日本に支社を設立しました。その拠点が福岡市。

なぜ東京でないの?

1)東京一極集中に対して一石を投じる。その心は、社員が仕事と私生活のバランスのいい環境を提供できる。また会社経営としての固定費が東京よりもかからない。
2)福岡市は、日本国内及びアジア諸国をカバーする拠点として良い。
3)福岡市が現在、IT企業誘致を行なっている。
4)私が福岡市にネットワーク・人脈がある。

17日に会社登記が終了し、これから銀行口座開設、人材募集と動いていきます。16年前には日本起業の海外進出としてシアトルに支社を設立して渡りましがら、今回はその逆で米国企業の海外進出として福岡市に支社を設立して新たらなる挑戦が始まります。

西日本新聞の1月23日一面記事
#コンピューネクスト #スタートアップ #福岡市 #起業

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#10 シアトル スタートアップ企業紹介:Niantic

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https://www.nianticlabs.com https://www.nianticlabs.com
https://www.youtube.com/watch?v=SWtDeeXtMZM

最近日本でもリリースされ世界中で大変人気があるポケモンGoですが、ここでもエンジェル投資家が多少なりともサービス開始に貢献した事はご存じでしょうか? 開発元のNiantic社は、2015年の10月に設立された際にエンジェル投資家を含む投資家達から資金を集め、その後も更なる成長の為にエンジェル投資家から投資を受けました。
 
Niantic社の前身であるNiantic LabsはファウンダーであるJohn Hanke氏によって当時働いていたグーグル社内でスタートアップ組織として設立されました。Hanke氏はグーグルではMapやGoogle Earthを担当してたのですが、以前からゲームに非常に興味を持っていました。そこで位置情報を使ったゲームを作る事を思いつき、グーグルの創業者達から協力を受けて組織を設立したという経緯があります。
 
最初に出したIngressというゲームは相当数のプレーヤー数を確保できましたが、グーグル社内の基準ではヒットとは言えませんでした。2015年にグーグルが持ち株会社Alphabetを設立するなど大きな組織改革をした際にNiantic Labsの処遇について話し合われました。最初はアンドロイドチームに吸収される方向で話が進んでいましたが、Hanke氏が組織の一部に組み込まれる事による自由度の低下を嫌い、会社から許可を得てスピンアウトの投資を募り始めました。最初はベンチャーキャピタル(VC)と交渉したが上手くいかず、その後Google,任天堂、株式会社ポケモン、そして複数のエンジェル投資家から3臆5000万ドルの投資を受ける事に成功しました。その結果、2015年10月にNiantecは会社として設立され、Googleからのスピンアウトに成功しました。その4か月後の2016年2月にエンジェル投資家を含む投資家達から5000万ドルの追加投資を受け会社を更なる成長軌道に乗せました。
 
2016年7月6日にポケモンGoがアメリカ合衆国、オーストラリア、ニュージーランドでリリースされ、今では日本を含む36か国に提供されています。ゲームは社会現象になるほどの人気を集め、7月26日までにゲーム内課金で7臆5000万ドル超もの収入をあげました。これは驚異的な金額で、リリースのわずか20日で会社設立時の投資金額の倍以上、そしてその時の会社評価額の約45パーセントを稼いだ事になります。もし2015年に会社設立の為の資金が集まらずにNianticがグーグルに吸収されていたらポケモンGoはこの世に出る事はなかったかもしれません。この事から投資が社会に与える影響は大きい事が分かります。その中でも資金を柔軟に動かせるエンジェル投資家の動向に目が離せません。

by Takaichi Aoki
#シアトル #スタートアップ #ポケモンGo

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#9 エンジェルグループでのディールメーキング

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#9 エンジェルグループでのデ...
私が一緒に活動しているAlliance of Angelsというグループは、シアトルでも一番大きく、活発に活動しているエンジェルグループです。会員数は300を超え、今では拡大による質の低下を避ける為に新規会員の募集を一時停止しています。
 
Alliance of Angelsでは毎月一回メンバーミーティングを行い、4社から5社ほどのスタートアップ企業を招待して、メンバーの前で出資を受ける為のプレゼンテーションをします。このグループには数多くのスタートアップ企業が応募するため、ここに招待された企業は2回スクリーニングを受け出資を受ける準備があると判断された企業です。その為毎回ミーティングで出会う企業は興味深い所が多いです。プレゼンテーションは持ち時間である十分以内に事業内容やチーム、そして過去の実績や将来の展望などを語り、投資家の興味を引き付けます。
 
エンジェル投資家達は、自分が興味を持ったスタートアップ企業にデューディリジェンスの申し込みを行いその企業を調査し、リスクを洗い出す作業をします。通常この作業を興味を持ったエンジェル投資家がチームを組み、作業を分担して進めます。この作業はおよそ8週間を目安に行われますが、状況によって早くも遅くもなります。
 
デューデリジェンスが終わり、エンジェル投資家達がスタートアップ企業に投資を決定してもそこで企業と投資家とのやり取りは終わる訳では無いです。企業は事業の進捗状況を投資家側に伝え、投資家側は企業が直面している問題にアドバイスを与えたり、ネットワークを駆使して問題解決の手助けをします。企業は事業を成長させる事、そして投資家は投資先企業が成功しリターンを得る事がゴールなのでお互い協力しあう事は理に適っている事なのです。こうして投資家は投資先企業からリターンを得る確率を引き上げ、得たリターンで次の新しい投資先に投資をする事によりプラスの投資サイクルを作り上げているのです。

by Takaichi Aoki
#4 Issue
#エンジェル #スタートアップ #投資 #起業

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#5 エンジェルの規模

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日米エンジェル投資比較... 日米エンジェル投資比較
全米エンジェル投資分布図 全米エンジェル投資分布図
前回のエントリーでは、エンジェル投資がスタートアップ企業の活性化に繋がると書かせていただきました。今回はアメリカでの投資規模について書かせて頂きたいと思います。

Center of Venture Researchが発表しているここ数年の統計によると、毎年およそ240億ドル規模のエンジェル投資がされています。これは、毎年Panasonic社を買収出来る程の資金がエンジェルとしてスタートアップ企業に流れている事になります。この金額はベンチャーキャピタルと比較しても遜色ありません。表に表記されている2012年度のデータによるとエンジェルとベンチャーキャピタルの規模にそれほど違いはありません。ちなみに日本でのエンジェル投資額・投資件数・投資家数共にアメリカのと比べると圧倒的に少ないです。

*経済産業省に掲載されている野村総合研究所によるエンジェル投資家等を中心としたベンチャーエコシステムについての最終報告書より抜粋

地域別で規模を見てみるとカリフォルニア州での規模が突出して一番大きいです。これはシリコンバレーの存在による所が大きいです。その他には世界の金融が集まるニューヨーク、そしてビジネスに優しい環境があると知られているテキサス州が二位、三位と続いています。

業種別で見るとソフトウェアが一番投資規模が大きいですが、最近のトレンドとしてヘルスケア関連会社への投資が人気を集めています。

この様にアメリカでは様々な地域、様々な業種で規模の大きいエンジェル投資が行われています。起業家目線から見てみるとこれは大変助かる事で、事業拡大に向けた資金を比較的低リスクで集める事が出来る上に投資家の経験や知識、そしてネットワークにアクセス出来るからです。低リスクで新しい事にチャレンジし成功の手助けをする環境の構築。アメリカが世界経済をリードしている理由がここにあるのかもしれません。

by Takaichi Aoki
#2 Issue
#エンジェル #スタートアップ #投資 #起業

ワオ!と言っているユーザー

#2 エンジェルインベストメントとは何か

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#2 エンジェルインベストメン...
アメリカが世界経済をけん引する要因としてマーケットにイノベーションをもたらすスタートアップ企業の存在が挙げられます。世界にIT革命を起こしたアップル、グーグル、そしてマイクロソフトはもちろん、最近ではUberやAirbnbなど業界に革命を起こしている企業が出現しています。
 
なぜアメリカでは次から次へと成功するスタートアップが育っているのか。比較的失敗の許される文化や優秀な人材が集まる環境等、様々な要因がメディアで論じられているがエンジェル投資家の存在もその要因の一つだと考えられます。
 
エンジェル投資家とは、創業間もない企業に対して投資を行う個人投資家の事を指します。エンジェル投資家の多くは経営者や大企業の役員、又は事業に成功した人達ですが基本的には投資に使えるお金があれば誰でもできます。投資方法は、スタートアップ企業の優先株や変換社債を購入する形が一般的です。私が出会ったエンジェルの大部分は、投資収益だけを期待するのではなく(もちろん投資によって利益を上げるのも大事ですが)、面白い切り口でビジネスアイディアを具現化している地元の起業家たちに資金提供やアドバイス、そして人脈をを通じてビジネスを成功させる為に必要な人を紹介する等、色々な形で経営の手助けをしています。
 
対してスタートアップ企業にとってエンジェルは、事業拡大の第一歩として大きな存在となっています。一般的にスタートアップ企業は、まず自己資金、助成金や補助金、又は家族・友人からの資金で立ち上がります。しかし、ここから数万ドル以上の資金を調達するのは非常に難しい事です。その一方でベンチャーキャピタルは百万ドル以下の投資をする事はありません。下記の図の様にこの数万ドルから百万ドル程の隙間を埋めるためにスタートアップ企業はエンジェル投資家に資金提供を求める訳です。
 
この様にエンジェル投資家はスタートアップ企業の成功に非常に大きな役割を果たしています。エンジェルの存在が起業の活性化を促していると言っても過言ではないでしょうか。
 
by 青木崇一
#1 Issue
#エンジェル #スタートアップ #投資 #起業

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パートナー紹介(青木崇一)

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AOKI, Takaichi AOKI, Takaichi
青木くんは、シアトルにあるワシントン大学でMBA取得を目指している学生。ビジネスを通じて人々に問題のソリューションを持続的に提供する事に興味を持っています。

以前は航空機業界やIT業界で技術職を務めていました。

今回。大学のプログラムを通じて様々なエンジェル投資家やスタートアップ企業の経営者と知り合い、起業について学習中。今回は、投資の側面からEnLinx Partnersのニュース発信を担当してもらいます。
#エンジェル #シアトル #スタートアップ #投資

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