学校事情 2 - 飛び級ならぬ飛びQTR
2月
21日
特に高校時代には(州や受入大学によって違いはあると思います?!)、通常クラスより大学一般教養レベルのAPクラスでついていける生徒は、数学、理科はじめ得意教科では一段上のクラスが履修できます。
そして、APテストをうけそのテスト結果が良ければ、大学の単位換算が認められる。こんな教育制度こそ日本は取り入れるといいのに。
そうすると優秀な子供は高校卒業時に大学一般教養(最初の2年間)をほぼ履修終わり、大学3年生からスタートする子供もいます。
日本の授業料は年間単位で、履修単位数とは無関係でした。(今もそうでしょうか?)アメリカの授業料は、履修単位毎に決まるので、こうしたスキップができる=大学卒業の授業料が節約できる。いい大学に入るためのアホな受験勉強よりずっとモチベーションもあがり、かつ親孝行ですね。
英語で苦労してきた子供二人。当然日本語はできるので、高校時代一応APクラスを履修していました。そして、APテスト結果は一番いい評価受けていきなり15単位を息子はもらえたと連絡がはいり、大学1年生の最後の四半期になる、春学期は大学2年生の最初の四半期になったようです。つまり、一四半期飛越しが出来た。
その代わり、インターンシップ、生きた勉強(旅行)や留学などに充てれるようにして欲しいと思います。
日本はまだ大学など看板だけで一律評価。みんな一緒。
個々人への評価とその恩恵がマッチしていない。
アメリカ式が全ていいとは思いませんが、こうした個人努力を上手に評価し、モチベーションする仕組みが社会にあると伸びる子供は伸びるでしょうね。そこにもアメリカの底力の所以が隠されていると思います。