教育の原点は自然の中に。里山教育!
日本に限らず、欧米諸国の多くでも幼稚園から大学まで1ヶ月近く休校の今年の春。卒業式もキャンセルになる学校が多い日本の3月。共稼ぎの家庭はとても大変だと思います。
早速オンライン授業に切り替えた学校も多くあります。
米国での話ですが、問題は、ITリテラシーが低く、インフラも整っていない低所得者の集まる地域の公立学校の対応があるようです。家庭によってはネット環境やパソコンが子供になく、授業受けれる環境にない。これからはネット介在した遠隔授業が今回のような非常事態の時だけでなく、色々な場面で求められるというか、今回が契機になって広がる可能性は十分にあると思います。教育の義務という観点からいうとこうしたインフラは、政府が官民一体で充実対応を検討する課題だと思います。
ところで、かけっこが速い子供に遅い子に合わせてゴールしなさいでは、その子は育たないですね。勉学も同様。同学年の仲間より出来る子は飛び級ができていい。米国の高校のように出来る子供は、大学の一般教養科目が選択出来て、大学入学後の一般教養履修科目が減る=学費や時間の節約=専門課程に早く進めるということになります。こうした出来る子供を持っと引き上げる。また理解の遅い子供にもその子に合わせた個別フォローができる。これは、オンライン授業やそのカリキュラムが届けれる価値の一つになるのではないでしょうか?
少子社会の日本では、学校経営も大きな転換期に既に入っています。オンライン授業・カリキュラムは、時間や場所の制限がないことで何ができるか? 社会人に対する生涯教育や専門知識の習得。資格・免許取得のための勉強などできることは沢山あるけど何故か広まっていないですね。今回のコロナウイルスがもたらす正の財産を創るきっかけになるのでは?
学校は勉強しに行くところではなく、友達に会って集団生活の中で社会性を身につける学びの場になる時間が増えるといいですね。幼稚園から大学まで一貫教育できる私立の強みはもっと出せるのかもしれません。「国家百年の計は教育」にあり。一方、自分の子供達は待っていられない現状が突きつけられています。住んでいる周りのコミュニティー単位で寺子屋的な学びの場はどうでしょうか?それは地域社会(Community)が強いところにチャンスあると思います。つまり、近所同士、子供等にも目の行き届いている人間関係が出来ている。出来ていなかったら創っていく。高齢者の出番では? PTA(parent & teacher)にコミュニティー(community)が加わるPTCA(parent, teacher & community association)構想。子供好きの近所の怖いおじさんの出番では(笑・・・いや真面目な話)
生きる力を身につける教育の大切さを自然災害や疫病や感染病などの経験をしている今を生きる我々に突きつけられている大きな命題だと思います。啓蒙や正しい知識や理解も教育。マスコミの正しい報道もある意味遠隔教育ですね。
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