蔦屋@GINZA SIX
国際空港のDUTY FREEショップは、世界有名ブランドのオンパレードですが、そのほとんどはヨーロッパブランドではないでしょうか? 時計、アパレル、宝石、カバン・・・カルチェ、ブルガリ、ルイビトンなどなど
私の仕事の3本柱は、(1)日米起業進出支援、(2)人材育成、そして(3)日本伝統工芸発信なのですが、3本目は日本刀に特化しています。それは自分が興味あり好きなものだから勉強もするという大前提。
工芸品は、全てにわたって将来の存続の危機にあるのではないでしょうか?
生活習慣や風習が代わり、我々が使ったり嗜むことがなくなり、購買する需要が極点に少なくなった。だから職人さんは飯が食えない。後継者が途絶える。伝統芸術・工芸が消滅するという図式。
空港にあるDUTY FREEに日本伝統工芸が並ぶ店舗があってもいい。いやせめて海外旅行者の人々の玄関である日本の国際空港の全てには日本工芸ショプがある風景を想像するだけでワクワクしませんか?政府が少し肩入れしてもバチは当たらないというか、文化伝承の観点からは是非やってもいいはず。
現在、全ての都道府県に空港ができました。各県自慢の伝統工芸を集めたお店があっても良い。パスポート持った海外の人にはDUTY FREEにする(何せ価格は高いはずですから、消費税免除は大きいですね)
世界中の国際空港のDUTY FREEショップがヨーロッパブランドのオンパレード。ブランド力=マーケティング力だと思います。
いいものは売れる。いいものは高い。だから高くても売れる。
その逆が安物買いの銭失い。
でもそれが通用するのは日本人の間でのみかもしれません。
2020年東京オリンピック前にして、少なくとも日本の国際空港には国、民間あげてのCOOL JAPANで伝統工芸の伝承を目的にしたDUTY FREEショップをオープンしたらどうでしょうか?
昨日GINZA SIXの本屋蔦屋には現代刀コーナーがありました。周りには日本刀、武士、歴史の本が並んでいます。本屋で数百万円もする日本刀を展示しているだけで売れるとは到底思えません。でも銀座の一等地でそうしたスペースを割いていることに感謝感激!
成田空港で搭乗口に行く道すがら前から感じていたことを強く感じ、ちょっと書き留めてみました。
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