草の小籠に ふじ額いのつゆ草 ねんねこよ 沖まで きょうは浅瀬だな ひかって ひかって めにしみるな たんぽぽの 綿毛のふとんで ねんねこよ 風にねて 風にねて ほっと ひとつ飛べばな 自在の夢のつぎつぎ ねんねこよ 鳥のねぐらの岩棚で かえらぬ卵も ねんこよ お、おおおお ねんねこよ 山から乳房おりてくる いっぱい張っておりてくる お、おおおお ねんねこよ 汗かいた 耳のうらに聞こえたな
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