渚に消えた匂いを
林で愛しあう百葉箱の時限
テトテト
テトテト
巻の円陣を抜け出す章が
朝霧と溶岩に見るいちめんの秒
うちあげられた窪みに
海胆は むらさきの宵宮
ワタシハ誰カ マダ誰モ居ナイ
ワタ沁ミ出デ 月ニ光レバ
波がくれば 窪の底
揺らぐ音に 絡操(カラクリ)
鴨居は紅く
男が流れつく昔
*樞…開き戸などを開閉する仕掛け
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ