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猫の揺りかご Blog

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  • 言葉という名の絵筆の使い方

言葉という名の絵筆の使い方

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Twitterで「小説執筆中のあなたの頭の中を教えて」という
アンケートを見かけまして。

1.映像派→浮かんだイメージから書く
2.音声派→聞こえる声(ナレーション、台詞など)を書き起こす
3.憑依派→登場人物になりきって書く
4.その他→リプ欄へ

上記の1を選んだものの、
実際にはいろんなパターンがあるので、補足をば。

言葉が先に浮かんで、
そこからイメージを展開させていくこともあるし、

先に浮かんだ映像を言葉でなぞっていくこともあるし、
言葉を綴ると同時に映像が浮かび上がることもあるし、
人物になりきることもあるし、人物を演じることもある。

人物になりきる場合には、本当になりきるわけだけど、
演じる場合には、「自分が舞台に立っているとすれば、どう演じるか」を考えて、
その動きを言葉にしていく。

役者が台本のト書き通りに演じる逆バージョン。
役者の動きをト書きに落とし込んでいくイメージ。

どんなセットの中で、どんな小道具をどう扱えば効果的か、
どんな身振りをしてどう立ち回るかを考えて、
その動きを言葉にしていくイメージ。

勝手に動き出した人物を、
必死に追いかけていくこともある。

ちょっと待ってよ!なんでそっち行くんだよ!?って思いながらも、
必死にカメラ構えてピッタリと添うように追いかけていく。

とまあ、いろいろです。


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