言葉という名の絵筆の使い方
10月
26日
アンケートを見かけまして。
1.映像派→浮かんだイメージから書く
2.音声派→聞こえる声(ナレーション、台詞など)を書き起こす
3.憑依派→登場人物になりきって書く
4.その他→リプ欄へ
上記の1を選んだものの、
実際にはいろんなパターンがあるので、補足をば。
言葉が先に浮かんで、
そこからイメージを展開させていくこともあるし、
先に浮かんだ映像を言葉でなぞっていくこともあるし、
言葉を綴ると同時に映像が浮かび上がることもあるし、
人物になりきることもあるし、人物を演じることもある。
人物になりきる場合には、本当になりきるわけだけど、
演じる場合には、「自分が舞台に立っているとすれば、どう演じるか」を考えて、
その動きを言葉にしていく。
役者が台本のト書き通りに演じる逆バージョン。
役者の動きをト書きに落とし込んでいくイメージ。
どんなセットの中で、どんな小道具をどう扱えば効果的か、
どんな身振りをしてどう立ち回るかを考えて、
その動きを言葉にしていくイメージ。
勝手に動き出した人物を、
必死に追いかけていくこともある。
ちょっと待ってよ!なんでそっち行くんだよ!?って思いながらも、
必死にカメラ構えてピッタリと添うように追いかけていく。
とまあ、いろいろです。