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猫の揺りかご Blog

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放り投げた祈りに乗せて

スレッド
嫉妬は橋姫の大事なエネルギー源だから。

揚羽を身近に置いているのは、
那智に嫉妬する彼女をそばに置いているのは、

活力増強のためなんだけれど。

叶わない想いに身を焦がす彼女を身近で見ていて、
どんな気持ちなんだろうなぁと。

己に課せられた使命に孤独に耐えていた揚羽に、
かつての自分を重ね合わせたりはしないんだろうか。

生まれて初めてかけられた優しい言葉に、
心を震わせ、身を焦がす彼女に、

かつての自分を重ねて見たりはしないんだろうか。

共感、あるいは、同族嫌悪めいた気持ちを
抱いたりはしないんだろうか。

ああ、あれか?
桔梗にとっての死魂みたいな?

「哀れな女の魂たちよ……。私とともに来い……」みたいな?

けど、別に桔梗は自分の消滅を願ってはいないからなぁ……。

一時期、犬夜叉と一緒に地獄に落ちることは願ってたけど、
あれは、自分が地獄に行きたかったわけではなくて、

地獄に行くしかないから、でも一人では行きたくないから、
愛する人を道連れにしたいから、

だから犬夜叉を連れて行こうとしてただけで、
自分自身の消滅を願っていたわけではないからなぁ。

一方で、橋姫さまは。

呪いに呪った自分自身を消すために、
第二の自分を生み出すの?

第二の自分の嫉妬を食い物にするの?
そんな彼女にどう接するの?

わからないことだらけだ。




#動画探索 #夢幻伝説タカマガハラ #小説執筆

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