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22.私は不育症ですか?

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22.私は不育症ですか?
「連続して2回流産しました。私は不育症でしょうか?」

「ひとり正常出産していますが、その後に流産をくりかえしています。
このようなケースは稀なことなのでしょうか?
このようなケースも不育症になるのでしょうか?」

「妊娠反応陽性後に、すぐに流産してしまう化学的流産は、
流産回数にカウントしないのでしょうか?
化学的流産も含めて、2回以上流産していれば、
不育症になるのでしょうか?」

「2回の流産の場合、不育症の検査をして、
原因がなかった場合(見つからなかった場合)、
不育症ではないのでしょうか?」


以上のようなご相談をよく受けています。
私の見解は、
「21.不育症の医学的定義」
で説明した根拠により、

すべて、
「不育症です。」
と、お答えしています。

ただし、実際的には、
上記の経験が、ご本人にとって、

「辛 く て、医 療 の 助 け を 希 望 し て い る」

と判断された場合です。


流産をくりかえして、助けを求めている人に対しては、
身体的な検査結果のみで診るのではなく、
その人の精神的状態と社会的因子を診て、
その上で、
流産危険因子(原因と原因らしき因子)
を、できるだけ多く、
示してあげるべきと考えています。

身体的な一般的検査のみで、
「原因がないから、次の妊娠は大丈夫です」
と説明されても、
その人が、

本当に大丈夫と考えていいのかな?
原因が見つからなかっただけではないのかな?
と、
その検査結果の説明後でも、以前と変わらずに、
次の妊娠が怖い、
何か不安、納得できない、
何かイライラする
等の精神的不安因子が解消されていなければ、
不育症とそのご本人自身への治療としては、
不十分なものになると思います。


一方、流産をくりかえされていても、
その事実をそのまま受け止めて、
あくまでも自然体の状態で、
赤ちゃんを待っていられれば、

不育症としての検査の必要性は低いと思います。


「青木産婦人科クリニックのホームページ」の
「不育症について」のなかで、
「3.2回流産後の次回流産率は36〜44%です。」
と解説しありますように、
精神面が安定していれば、
その後の妊娠に対して、無検査、無治療であっても、
妊娠維持成功率は、
56〜64% と推測されます。
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