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Tai: Diary

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妙心寺展

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妙心寺展
http://www.kyohaku.go.jp/jp/tokubetsu/090324/tokubetsu.html

京都国立博物館にて、妙心寺にまつわる禅宗文化の展示を父と観に行って来ました。私は、興味があってもあまり足を運ぶまではいかない仏教芸術。父が積極的な為、時間が合えば付いて行く事にしています。流石京都、ここら辺は良いもんを揃えてるといった内容でした。

年代:13〜17世紀頃
展示物:日本画、水墨画、書、漆器、装飾品など

教科書に載っている花園法皇像(重要文化財、画像左上)に代表されるような肖像画も見ごたえありましたが、雪舟(作とされる)や白隠慧鶴の達磨像シリーズ(画像右上)に代表される、キャラクターデザインと言えそうな程の人物像のイラスト化に感動しました。

気になるところでは、3歳で亡くなり、坐像などが数多く残されている豊臣秀吉の長男の名前が『棄丸』ってどういう事やろうと思ったり。書に関しては、最晩年、その人が亡くなるちょっと前の力作などが多いようでしたが、春日局による『本当に書く気があったんやろか』と思えるような寄生虫チックな書体のものもありました。

数ある中でも大作と感じたのは、狩野元信による晩年作、四季花鳥図(重要文化財、画像中)が、まさに川の流れる音が聞こえそうだった事や、狩野山楽・山雪の親子2代による(実際は元信含め狩野派として、もっと続いていると思われる)金色の障壁画シリーズ、その中でも展示の最後にあった、メトロポリタン蔵の老梅図襖(画像下)は、詳細にあったようにまるで老梅を閉じ込めたような存在感があって、良かったなあ〜

デザインとして感じたのは、日本画や書に対する、巻物そのものの配色です。背景の茶に対して、絵の縁枠に青、人物画に対して大胆に金など、額縁と違って絵とくっついているので、今回の展示にあたって学芸員が準備した訳ではなく、当時の人がそれを選んだんですよね。桂離宮にも驚きましたが、とてもポップで、且つ上品な感覚だなと思いながら観て来ました。
#product

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Toshiaki Nomura
Toshiaki Nomuraさんからコメント
投稿日 2009-04-18 23:43

やはり京都には良いものがありますね。


これらは本物を見てみたいと思いますね。
本物を見ることに意義があると思います。

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Tai
Taiさんからコメント
投稿日 2009-04-20 07:57

町並みも綺麗です。歴史的建造物が多いから、という訳ではなく

町の外れまで行っても、きちんと整備されています。

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