Enta Da Stage (1993)
11月
20日
名盤なので買いましたが、あまり聴いておらず、今になってひととおり聴いています。80年後半〜90年前半のヒップホップは日進月歩で、新手法が編み出され、音楽性が進化していました。Black Moonのメンバーの一部になると思いますが、プロデューサーであるDa Beatminerzは、95年にSmif-N-WessunのDah Shinin'というアルバムを制作しています。95年はダークな曲が流行し、Dah Shinin'はその中核に位置するのですが、この93年のEnta Da StageはDah Shinin'に酷似した仕上がりで、既にDa Beatminerzの音楽性が確立しているように思います。特筆すべきは、やはり代表作のひとつである「How Many MC's」でしょう。今聴いても遜色なく、時代を先取りしていると思います。